JGBトレーディングフロア(2020年8月12日)

債券相場は続落。引き続き、盆休みで市場参加者が少ない中、前日の米長期金利が上昇したことに加えて、足元での超長期ゾーンの弱さによる需給懸念も再び高まる中、この日の超長期債対象の流動性供給入札結果もやや弱めとなったことで、売り圧力がかかった。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年8月11日)

債券相場は下落。米長期金利の上昇を受け、売りが優勢だった。盆休みで市場参加者が少なく、明日の超長期債対象の流動性入札について需給面をやや警戒した動きがあったようだ。そのため超長期債が売られ利回り曲線はスティープ化した。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2020年8月7日)

8月第1週の株式市場はNYダウ+3.80%、ユーロストックス50指数+2.47%、日経平均+2.86%と各国反発となりました。セクター別では、東証33業種中、海運、鉱業、空運が上昇率トップ3となり、ショートカバーの様相です。

金スポット価格は週間で+3.02%、株式市場が足踏みをしている間に、1カ月で+13.41%と大きく値を伸ばしました。当社では7/27より大阪取引所の総合取引所化に合わせ、金先物取引を開始していますが、やはり、大きく新高値を更新するものは売り向かいたくなってしまいます。

金が大きく値を伸ばしたのはパリバショックのあった2007年9月からで、その後2011年8月には月次ベースでの高値1825ドルをつけました。パリバショック・リーマンショックと経済環境が悪化する中、日米欧中の中銀は当時の為替レート換算で6兆4788億ドルものベースマネーを供給しており、これが金(あるいはその他商品)の価格を押し上げる要因となっていました。

2020年7月末時点では、新型コロナウィルスによる経済悪化への対応として、主要中銀は15兆4520億ドルと当時の2倍以上の資金を供給しており、足元の金価格の上昇以上にマネーの供給が膨らんでいます。そのため、少なくともFRBが中立的な姿勢に転じるまでは売り向かうには得策ではなさそうです。

2007年以降の金の価格は4年弱の上昇トレンドとなっており、ごく短期の需給・ニュースで勝負をするというのでなければ、先物ではなくロールコストのかからないETFのバイ・アンド・ホールドがお勧めです。

金以外では、引き続き台湾加権指数が続伸しており、テレワーク・巣ごもり需要などが台湾の主力産業である半導体産業の業績を押し上げています。台湾株については、ETFは東証で上場しておりませんが、大阪取引所には台湾加権指数の円決済型の先物が上場しており、為替リスクを気にすることなく投資ができます。

 


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年8月7日)

債券相場は上昇。今晩の米雇用統計や、国内の3連休を控えて積極的な動きが限られる中、米国経済の行方や、米中問題などに対する不透明感から、リスク回避の買いが優勢となった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1年以下1000憶円、1-3年4200憶円、5-10年4200憶円(金額据え置き)。応札倍率は3.50倍、3.34倍、2.08倍。

【来週のスケジュール】
8/10
<国内予定>祝日(山の日)
<海外予定>【米国】求人件数(6月)
<海外決算> なし

8/11
<国内予定>国際収支(6月) / 景気ウォッチャー調査 現状判断(7月)
<国内決算>ソニーFH / ソフトバンクG / 住友不 / 日新薬 / NTT / 日産化 / 楽天 / GMOPGほか
<海外予定>【米国】サンフランシスコ連銀総裁討論会参加(オンライン) / PPI (7月) 【欧州】独ZEW期待指数(8月) / 英失業率(4-6月) 【その他】露GDP (2Q)
<海外決算>なし

8/12
<国内予定>流動性供給入札(残存期間15.5年超39年未満) / 工作機械受注(7月)
<国内決算>セコム / トレンド / パンパシI / マクドHD / 明治HD / 東急 / 東芝 / 第一生命HD / 阪急阪神H / ENEOSホールディングスほか
<海外予定>【米国】ボストン連銀総裁講演(オンライン) / サンフランシスコ連銀総裁討論会参加(オンライン) /CPI (7月) / 財政収支(7月)【欧州】ユーロ圏鉱工業生産(6月) / 英鉱工業生産(6月) / 英GDP(2Q)
<海外決算>シスコ / リフト /テンセントほか

8/13
<国内予定>国債買いオペ(1-10年) / 新型コロナ感染症対応の金融支援特別オペ /国内企業物価指数(7月)
<国内決算>三菱商 / 光通信 / 富士フイルム / 電通ほか
<海外予定>【米国】米輸入物価指数(7月) / 国際エネルギー機関(IEA)月報 【欧州】独CPI (7月)【その他】豪雇用統計(7月)
<海外決算>アプライド / レノボほか

8/14
<国内予定>国庫短期証券(3カ月)入札 / 流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下) / 第3次産業活動指数(6月)
<国内決算>日ペイントHD / 朝日インテほか
<海外予定>【米国】小売売上高(7月) / 米鉱工業生産(7月) / 企業在庫(6月) / ミシガン大学消費者マインド指数(8月)【欧州】ユーロ圏GDP(2Q)【その他】中国工業生産,小売売上高,都市部固定資産投資(7月)
<海外決算>JDドットコム


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2020年8月5日)

債券市場は超長期債を中心に上昇した。前日の米長期金利が低下した流れを引き継ぎ買いが先行した。前日の好調な10年債入札では、投資家需要の強さが示されたが、一方で主にマイナスのレンジにある短・中期債をこれまで積極的に購入していた外国人投資家の動きが鈍っており、新発10年債についても、朝方、一時ゼロ%に低下したことで、高値警戒感から上値が重くなり、その分、プラス金利の超長期債に資金が向かう流れとなった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、3-5年3500憶円、10-25年1200憶円(金額据え置き)。応札倍率は3.47倍、3.26倍。


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