JGBトレーディングフロア(2019年11月15日)

債券相場は下落。米中貿易協議を巡る楽観的見方によるリスク選好の動きに加え、この日の超長期債の日銀オペでもカレント債を対象から外したことでYCのスティープ化の姿勢を警戒した向きが上値を抑えた。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、10-25年1000憶円、25年超300憶円 (金額据え置き、20年、30年カレント債を対象から外す)。応札倍率は、4.92倍、3.56倍。

【来週の予定】
11/18 流動性供給入札 / 米ブラックストーン,ユニゾHDに対しTOB同意回答期限 /【米】クリーブランド連銀総裁講演 /ロサンゼルス自動車ショーのプレスデー

11/19 日銀買いオペ(1-10年) / 国庫短期証券(1年)入札 /【米】ニューヨーク連銀総裁講演 / 米住宅着工件数(10月) /【欧】欧州新車販売台数 (10月)

11/20 安倍首相の通算在職日数が2887日(歴代単独1位) / 20年債入札 / 貿易収支(10月) /【米】FOMC議事要旨(10月29-30日開催分) / ワールドビジネスフォーラム(NY市,イエレン前FRB議長らが講演)/ 米大統領選,民主党指名争う候補者による討論会(アトランタ)

11/21 自民党税制調査会総会 / 工作機械受注(前年比) /【米】クリーブランド連銀総裁講演 / ミネアポリス連銀総裁講演 /【欧】ECB議事要旨(10月23-24日開催分) / OECD経済見通し

11/22 国庫短期証券(3カ月)入札 / 流動性供給入札 / G20外相会合 / 全国CPI(10月) / 全国百貨店売上高(10月) /【米】ミシガン大学消費者マインド指数(11月) /【欧】ラガルドECB総裁講演 / ユーロ圏総合,製造業,サービス業PMI(11月) / 独GDP(7-9月,改定値)

11/23 日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が失効


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2019年11月15日)

11月第2週の NYダウは+323ドルと4週連続の上昇となりました。一方、日経平均は▲88円(▲0.38%)と6週ぶりの反落となりました。
デモが激化している香港はハンセン指数が▲4.79%の大幅下落、また上海総合▲2.46%、台湾加権指数▲0.47%とアジア株が売られました。

11/14(木)には 米中、農産物の購入巡り協議が難航と報じられたものの、11/15には合意が近いとの当局者のコメントが流れ、1116には電話協議が実施されるなど、引き続き米中貿易協議の進展を期待したリスクオンの展開が予想されます。

一方、気がかりな点としては、連日最高値を更新している NYダウの陰で、NYSEの上昇銘柄数から下落銘柄数を引いたBreadth Indicator(日本では騰落レシオは25日平均を見ますが、米国では累積値を見るようです)が下落に転じている事は要注意です。指数採用銘柄のみを上昇しながら、その他の上場銘柄では下落している数のほうが多く、不安定な上昇を示唆しており、米中貿易協議の第一弾が合意された際にはSell the Factの動きが警戒されます。

日本市場でも、裁定売り残高が 9535億円と7月以来の1兆円割れ(買い残5438億円)になり、9月以降の上昇相場でだいぶ売りポジションが片付いてきたように見えます。
ボラティリティ指数の低さも踏まえ、先物買いプットロングなどガンマを狙うポジションがよさそうです。


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JGBトレーディングフロア(2019年11月13日)

債券相場は上昇。米中貿易協議の進展期待の後退でアジア株がほぼ全面安となり、リスクオフの動きが強まった。ただ次回15日の超長期債を対象にした買いオペで日銀のスタンスを確認するまでは、積極的には買えないとの見方もあり、上値は限定的だった。

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JGBトレーディングフロア(2019年11月12日)

債券相場は大幅安。米中貿易協議の進展期待を背景としたリスク選好の流れに加えて、この日に実施された30年国債入札が低調な結果となったことを受けて売り圧力が強まった。
新発20年債利回りは0.32%、新発30年債利回りは0.48%と、いずれも5月以来の水準まで上昇、新発10年債利回りはマイナス0.04%と4月以来の高水準。長期国債先物12月物の終値は43銭安の152円59銭で安値引け。

【メモ】
☆30年債入札(64回債リオープン)入札結果
最低落札価格98円30銭(0.464%)、平均落札価格98円46銭(0.458%)、応札倍率3.66倍(前回3.87倍)。(事前予想中央値98円40銭)


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JGBトレーディングフロア(2019年11月11日)

債券市場では超長期債が小幅下落。明日の30年債入札への警戒感から売りが優勢となった。水準的には、一旦押し目が期待できる水準まで利回りは上昇しているが、日銀のイールドカーブをスティープ化させる政策が依然不透明で見極めが難しく、積極的な動きにはなっていない様子。
半面、中期債は日銀の買いオペで需給の良さが示唆されたことや、ここもと売りに回っていた海外投資家も今晩の米債市場休場を前にその動きは限られたようだ。

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