債券相場は大幅安。米中貿易協議の進展期待を背景としたリスク選好の流れに加えて、この日に実施された30年国債入札が低調な結果となったことを受けて売り圧力が強まった。
新発20年債利回りは0.32%、新発30年債利回りは0.48%と、いずれも5月以来の水準まで上昇、新発10年債利回りはマイナス0.04%と4月以来の高水準。長期国債先物12月物の終値は43銭安の152円59銭で安値引け。
【メモ】
☆30年債入札(64回債リオープン)入札結果
最低落札価格98円30銭(0.464%)、平均落札価格98円46銭(0.458%)、応札倍率3.66倍(前回3.87倍)。(事前予想中央値98円40銭)