ウィークリーレポート(2019年6月14日)

メジャーSQとなった~6/14の週は日経平均+1.11%と続伸、NYダウ+0.41%、ユーロストックス+0.02%と総じて堅調な市況となりました。

ホルムズ湾での日本関連タンカーの襲撃事件など地政学的なリスクの高まりなど、市場を取り巻く不安感は増していますが、市場の注目は今週に開催さるFOMCに集まっている模様です。

1990年以降、利上げ局面から最初に利下げに転じた過去4回のケースを見ると、利下げまでの日経平均は軟調に推移する一方、NYダウは利下げのFOMCまで堅調に推移し、利下げと同時一度利食い売りに押され、その後再び上昇となっています。日経平均はNYダウとは対照的に利下げ後は上昇となるようです。

6月末にはJTなど12月決算の企業の中間配当があり、これらの再投資で相場が支えられる一方、7月上旬に日経型・TOPIX型ETFの多くが分配金を捻出するための換金売りが控えており、来週の日銀政策決定会合でサプライズ緩和などでない限り、日本市場は当面一進一退の推移が予想されます。

図A.FOMC最初の利下げ前後の日経平均

図B.最初の利下げ前後のNYダウ推移(利下げ日=100)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2019年6月14日)

債券相場は上昇。前日の米国債上昇の流れを引き継ぎ買いが先行、また残存5-10年対象の日銀買いオペの結果が上昇を後押しした。。一方、超長期ゾーンは昨日の30年入札不調の影響で軟調に推移するも、午後に押し目買いの動きから持ち直した。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、5-10年4800憶円、変動利付債1000憶円(金額据置き)。応札倍率は、2.18倍、3.84倍。

【来週のスケジュール】

6/17 首都圏マンション発売(5月)
【米】ューヨーク連銀製造業景況指数(6月) / 米通商代表部(USTR),対中関税計画を巡る公聴会 /【欧】ECBフォーラム,ドラギ総裁開会演説(ポルトガル) /EU外相理事会 / パリ国際航空ショー
6/18 5年債入札 / 月例経済報告(6月)
【米】FOMC(19日まで) / 米住宅着工件数(5月) /【欧】カーニー英中銀総裁講演(ECBフォーラム)/ 英保守党党首選,下院議員による第2回投票 /ユーロ圏CPI(5月) / 独ZEW景況感指数(6月)
6/19 日銀買いオペ(10年超) / 貿易収支(5月) / 浅川財務官会見(日本外国特派員協会) / 衛藤日銀理事あいさつ(全国信用金庫大会)/ ソフトバンクG株主総会
【米】FOMC声明発表,経済予測公表,パウエルFRB議長会見 /【欧】英CPI(5月) / 英保守党党首選,下院議員による第3回投票
6/20 日銀金融政策決定会合,黒田総裁会見 / 全産業活動指数(4月)
【米】経常収支(1Q) / フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月) / 景気先行指標総合指数 (5月) /【欧】EU首脳会議(21日まで)/ECB経済報告 / 英中銀,政策金利発表 / カーニー英中銀総裁,講演 / 英保守党党首選,下院議員による第4回投票 / ユーロ圏消費者信頼感指数(6月)
6/21 日銀買いオペ(1-10年) / 国庫短期証券(3カ月)入札 / CPI(全国,5月)/ 骨太の方針,閣議決定 / 日経日本製造業PMI(6月) / 浅川財務官会見(日本記者クラブ)
【米】米中古住宅販売件数 (5月) / 【欧】ユーロ圏総PMI


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2019年6月13日)

債券相場は、足元で買い進まれていた超長期債が、この日の30年入札結果を受けて大きく下落した。30年債入札は、高値警戒感から積極的な応札とはならず、平均落札価格が事前の市場予想を下回ったうえ、テール(平均と最低落札価格の差)も87銭と、直近では2016年7月(75銭)以来の50銭越えとなった。一方で昨日限月交代となった先物9月限もその直後には20銭弱の値下がりとなるも、その後は買戻しの動きも見られるなど中長期債は小幅上昇となった。

【メモ】
☆30年債入札(62回債リオープン、CPN0.5%)入札結果
最低落札価格104円05銭(0.349%)、平均落札価格104円92銭(0.319%)、応札倍率3.47倍(前回4.65倍)。(事前予想中央値105円10銭)


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JGBトレーディングフロア(2019年6月12日)

本日の国債利回り


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JGBトレーディングフロア(2019年6月11日)

債券相場は下落。米国とメキシコの貿易摩擦が一服し、雇用統計を受けた金利低下の流れに対して利益確定の動きが強まった。中長期対象の流動性供給入札で応札倍率が前回より下回ったことも同ゾーンの上値を重くした。一方で、超長期債の特に残存の長い30年、40年債は引き続き好需給を背景に底堅い動きが目立った。

【メモ】
流動性供給入札(283回)落札結果(残存5年超~15.5年以下対象)
最大利回り格差0.013%、平均利回り格差+0.010%、応札倍率3.06倍(前回3.37倍)


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