JGBトレーディングフロア(2019年3月6日)

(17:30)
債券相場は上昇。市場が注目したこの日の日銀買いオペ額がほぼオファーレンジの中心、4800憶円で、事前の予想と一致したため、減額に対する警戒感が和らいだ。実際の応札倍率も前回から低下し、売り需要も限られた。ただしストック効果は効いて、再びイールドカーブのフラットニング進むと日銀はさらなる減額に動くと予想する向きも。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは5-10年4800憶円(500億増額)、物価連動債250億円。応札倍率は、2.59倍、5.51倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会</

JGBトレーディングフロア(2019年3月5日)

(17:30)
債券相場は下落。日銀買いオペを巡る不透明感から、この日の10年債入札もやや低調な結果となり、相場の上値を押さえた。10年債(353回)利回りは、夕方の業者間取引で0.005%まで上昇している。明日の5-10年買いオペは、オファー額レンジの中心4750憶円が目安となる。

【メモ】
☆10年債入札(353回債、CPN0.1%)入札結果
最低落札価格100円98銭(-0.000%)、平均落札価格101円00銭(-0.002%)、応札倍率4.25倍(前回4.80倍)。(事前予想中央値101円00銭)

 


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JGBトレーディングフロア(2019年3月4日)

(17:30)
債券相場は下落、長期金利は約1カ月ぶりにゼロ%に上昇した。米国と中国の通商合意の可能性の高まりで円安進行と株高が進み、国内債に売り圧力が強まった。日銀の国債買いオペを巡る不透明感の中で、明日の10年債入札への警戒感も漂う動き。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1-3年3500憶円、3-5年4000億円、10-25年1800億円、25年超500憶円(金額は据置き)。応札倍率は、3.20倍、3.31倍、3.30倍、3.97倍。


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ウィークリーレポート(2019年3月1日)

2月最終週は日経平均+0.83%、NYダウ▲0.02%とまちまちの展開となりました。

懸案であった米中貿易摩擦に関する閣僚級協議は、合意には至らなかったものの、米国は追加関税の引き上げを見送り貿易協議を継続するという結果となり、ひとまずは市場に安心感をもたらしました。
白黒はっきりさせる決着とはならず、なにか有耶無耶にされている感もありますが、交渉事はさておき実体経済に目を向けると、

・2/28 米国9月-12月期GDPは市場予想2.2%を上回る+2.6%
・2/28 中国財新製造業PMIも市場予想48.5に対して49.9と改善

と、引き続き堅調な米国経済と、回復傾向が見えてきた中国経済といった姿が見えてきました。

米中貿易摩擦は継続しており、また日米物品協定も今後控えているなど、政治面での不透明際は残るものの、大きな政治イベントはひとまず通過したことから、ウィークリーレポート(2019年2月8日)で掲載した図で示したように、3月下旬まで22500円を目指して緩やかな上昇となりそうです。

今後の注目イベントとしては、3月21日に開催されるFOMCを挙げます。昨年末からの株価下落を止め、反発の原動力となった理由の一つしてパウエル議長のバランスシート縮小見直し発言がありました。主要国のマネタリーベースをドル建て合算したチャートを見ると、(縮小するとは言いましたがまだ実施していないので)2月末は再び減少傾向となっており、3月のFOMCで縮小ペースをどれだけ鈍化させる見通しを出せるかが焦点となりそうです。実体としてはマネーが縮小しているのにも関わらず政策変更期待で株価が上がってきただけに、市場期待が裏切られた場合の反動は大きいでしょう。

とはいえまだ3月に入ったばかりですので、3/21までは気にせずに株価の回復にベットするのがよさそうです。


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JGBトレーディングフロア(2019年3月1日)

(17:30)
債券相場は下落。10年金利は一時およそ2週間ぶりに-0.010%を付けた。前日の米債相場が下落した流れ引き継ぎ、長期・超長期債中心に売り優勢の展開。加えて日銀が3月の国債買い入れオペ方針で長期ゾーンの実施回数を減らしたことでオペの減額懸念も強まった。5-10年ゾーンの初回の買いオペ予定日の3月6日通過までは不透明感漂いそう。

【来週のスケジュール】

3/4 日銀買いオペ(1-5年,10年超) / 参議院予算委員会基本的質疑
【欧】ユーロ圏PPI(1月)
3/5 10年債入札
【米】財政収支(1月) / ISM非製造業景況指数(2月) / リッチモンド連銀総裁講演 /【欧】英中銀総裁証言(上院) / ユーロ圏総合PMI(2月改定値) /【中】全国人民代表大会(全人代)開幕 /【豪】RBA政策金利発表
3/6 日銀買オペ(5-10年) / 原田審議委員講演(山梨県金融経済懇談会)
【米】貿易収支(12月) / 地区連銀経済報告(ベージュブック) / クリーブランド連銀総裁、討論会参加 / ニューヨー連銀総裁講演 /【豪】GDP(10-12月)
3/7 30年債入札 / 景気動向指数(1月)
【米】新規失業保険申請件数(3月2日終了週)【欧】ECB理事会(政策金利・会見)
3/8 日銀買いオペ1-5年 / 10-12月GDP改定値 /家計調査(1月)
【米】 雇用統計(2月) /住宅着工件数(1月) /【中】貿易収支(2月)


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