(17:30)
30年債入札を順調に通過し、超長期に利益確定の動きが出た。イールドカーブのフラットニングが進み、明日以降の日銀オペ減額に対する警戒感も台頭した模様。
【メモ】
☆30年債入札(61回債リオープン、CPN0.7%)入札結果
最低落札価格102円80銭(0.589%)、平均落札価格102円85銭(0.587%)、応札倍率4.72倍(前回4.03倍)。(事前予想中央値102円80銭)
(17:30)
30年債入札を順調に通過し、超長期に利益確定の動きが出た。イールドカーブのフラットニングが進み、明日以降の日銀オペ減額に対する警戒感も台頭した模様。
【メモ】
☆30年債入札(61回債リオープン、CPN0.7%)入札結果
最低落札価格102円80銭(0.589%)、平均落札価格102円85銭(0.587%)、応札倍率4.72倍(前回4.03倍)。(事前予想中央値102円80銭)
(17:30)
債券相場は小幅上昇。前日の好調な入札となった10年債を含む5-10年の日銀オペも、応札倍率が低下し、長期債へのニーズがあらためて確認された。足元7-10年スプレッド拡大、10-20年スプレッド縮小で相対的に割安に位置し、ロールダウン効果を狙った動きもあるようだ。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1年以下500憶円、5-10年4300億円、物価連動債250憶円(金額は据置き)。応札倍率は、4.56倍、2.00倍、4.72倍。
(17:30)
実勢レートがマイナス金利で推移する10年債の入札が順調な結果となり、引続き好需給の地合いが示され、午後からは資金が超長期債にも向かった。(年度末に向けてキャッシュ潰しとの見方)
【メモ】
☆10年債入札(353回債リオープン、CPN0.1%)入札結果
最低落札価格101円11銭(-0.012%)、平均落札価格101円12銭(-0.013%)、応札倍率4.80倍(前回4.04倍)。(事前予想中央値101円10銭
(17:30)
債券相場は下落。先週末に米長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、上値が抑えられた。午後には株高・円安や10年債入札を控えた調整売りでじり安の展開となった。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1-3年3500億円、3-5年4000億円、10-25年2000億円、25年超500億円(金額は据置き)。応札倍率は、2.59倍、2.98倍、3.27倍、3.23倍。
1月最終日となって今週は、NYダウは1.32%上昇、日経平均も0.07%と小幅な上昇となりました。
“日経平均は昨年12/3高値から12/26の安値までの下落幅の半値戻しを達成し、戻り局面に一服感を感じる水準となりました。ひとまずは戻り高値を付けた格好となり、反落に警戒したいところです”と先週書いたものの、小幅な上昇継続という結果でした。
1/30のFOMCでは、パウエル議長は量的緩和による拡大したバランスシートの縮小を、当初よりもより小幅なものとする可能性を示唆し、ハト派な見解に米国株は続伸となりました。
米国の緩和的な金融政策を前提にすると、米国株高、ドル安(円高)、日本株の小幅高が今後のシナリオとなりますが、一方で米中貿易協議などのイベントリスクが依然として残っており、なんとも手掛けにくい状況です。
わかりにくい相場では過去のパターンが手掛かりとなることも多いですので、直近10年の日経平均の1~3月の値動きをグラフにまとめました。
年初から3月までの流れとしては、1月中旬に高値を付け、2月を目の前に下落していく2018年、2014年のパターンと、1月中ずっと強くそのまま三月末まで上昇し続ける2012年、2013年、2015年パターンがあります。今年(2019)は、1月の動きでは後者のパターンに当てはまり、3月末まで(イベントリスクなどはあるものの)大きな波乱もなく上昇してく可能性が考えられそうです。
イベントリスク警戒で積極的な買い手不在の中、年度末に向けた買い戻しと日銀ETF買いが主体なってダラダラと上昇していくストーリーが考えられ、戦略としてはカバードコールが有利になりそうです。