JGBトレーディングフロア(2018年7月24日)

(17:30)
警戒された40年債入札は無難に通過したものの、来週の日銀会合での金融緩和策の副作用への対応検討の観測が上値を抑え、超長期債は全般、売り圧力が続いた。

【メモ】
☆40年債入札(ダッチ方式) 応募者利回り(募入最高利回り0.880%)、応札倍率3.30倍。
☆米国10年債利回りは6/14以来の2.95%台乗せ。イールドカーブはスティープニング、2年10年スプレッドは足元で拡大。(7/19=24bps→7/23=32bps)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2018年7月23日)

(17:30)
先週金曜日の夜から週末にかけて「日銀が金融緩和策の副作用への配慮した方策を検討する」主旨の報道がなされ、債券市場は大幅下落。先物は金曜日夜間セッションで安値150.41をつけ、本日の取引開始直後にはその値段を下回る150.36を付けた。
その後の10時10分に、日銀は通常オペに加え、5-10年対象の指値オペ(買入れ利回り0.110%)を5か月ぶりに通知し、買戻し優勢の展開から一時150.74まで戻る場面も見られた。
一部報道では、長短金利操作の柔軟化(金利上昇容認)も伝えられていたが、早々の指値オペで現状は金利上昇を放置しない姿勢を示した格好。

【メモ】
☆10年カレントは、朝方、業者間取引(BB)で0.09%を付けた。
☆日銀の観測報道で銀行株が大幅上昇した。(三菱UFJ+3.64%、りそな+6.85%、ふくおかFG+7.19%など)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2018年7月20日号)

前週の上昇もあり、総じて高値持ち合い気味の小幅な値動きの週となりましたが、週末金曜日の夜間市場において、
1. トランプ大統領がFRBの利上げ及びドル高を牽制、
2. 日銀のイールドカーブコントロール政策変更の記事によりJGB先物が急落、
と大きな動きが出てきました。

1のトランプ大統領のFRB批判についてはブラード・セントルイス連銀総裁がすぐさま「FOMCへ影響はない」と否定しましたが、米国債券市場では長短金利逆転にかけたポジションの損切り(短期債買戻し/長期債売り)が発生し長期金利が上昇となりました。
2の日銀の政策変更については、先週の当レポートで取り上げた内容ですが、改めて日経新聞・読売新聞が大きく取り上げたことで注目を集め、市場が反応したようです。

7/25(水)には米欧貿易協議が開催され、自動車関税などが話し合われる予定です。この協議自体は日本に直接関係はありませんが、今後日米で2国間貿易協定についての話し合いが行われる際、アメリカファーストを掲げるトランプ政権が自動車分野でどこまで強硬な態度に出るのかメルクマールとなりそうです。

トランプ大統領のドル高牽制のツイートおよび日銀の政策変更観測の報道によりドル円為替レートは111円台まで円高が進行しており、週明けの株価は上値が重たくなる展開が予想されますが、一方で、これまでマイナス金利による低収益化に苦しんでいた金融セクターにとっては明るい週となりそうです。
金利の上昇は成長株の評価にもマイナスの影響を与えますので、これまで株価の堅調であったグロース銘柄の変調にも気を付けたいです(2016年7月以降の金利上昇とグロース株の下落、バリュー株の逆襲が参考となりそうです)。
次回の日銀政策決定会合は7/31を予定されており、それまでに政策変更の可能性を織り込んでいくものと思われます。


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JGBトレーディングフロア(2018年7月20日)

(17:30)
米長期金利の低下や国内株安を背景に、買い圧力高まり先物も高値6日以来の151円を付けた。

【メモ】
☆トランプ大統領はCNBCインタビューで「金利上昇は好ましくない」と発言し、債券、為替が反応。(債券高・ドル安)

【来週の予定】

7/23 日銀買いオペ(1-5年)
7/24 40年債入札
【欧】ユーロ圏製造業・サービス業PMI
7/25 日銀買いオペ(5-10,10年超)
【米】米欧首脳会談
7/26 2年債入札
【米】耐久財受注 /【欧】ECB理事会・ドラギ総裁会見
7/27 日銀買いオペ(1-5,5-10年) / 東京都区部CPI
【米】4-6GDP(速報値)


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JGBトレーディングフロア(2018年7月19日)

(17:30)
本日の日銀買いオペで、10年超のゾーン(10~25年及び25年超)のオファー金額を100億円減額したが、想定通りで応札倍率の上昇(≒売り需要の増加)も見られず、債券相場は前日の下げを取り戻した格好。

【メモ】
☆日銀買いオペ 5-10年=4100億円(据置き)、10-25年=1800億円(100億減)、25年超=600億円(100億減)
☆中国元の下落が加速。(本土外市場で6.80元に迫る、ほぼ1年ぶりの水準)
☆カジノ法案内閣委で可決、今国会成立の見込み。


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