JGBトレーディングフロア(2017年7月4日)

(17:30)
10年債入札は、イールドカーブコントロールで下値は限定的とした向きによる応札で堅調な結果となった。海外金利の上昇続いており、ボラティリティの上昇で超長期ゾーンからのシフトもあったようだ。6日の30年債入札では、警戒感漂う。

本日の国債利回り

 


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

北朝鮮のミサイル発射の影響で弱い展開に(2017年7月4日)

株式市場概況

 昨晩、ISM製造業指数が良好で米国の10年金利が前日比5ベーシスポイント上昇の2.35%となったことにより、為替市場で円安ドル高が進みました。その動きが好感され、日経平均株価は前日比で150円ほど高い20,192円で取引を開始しましたが、北朝鮮がミサイルを発射したことから、利食い売り優勢の展開となりました。後場には、引け後に北朝鮮が重大発表を行うとの発表を行い、下げ幅を広げ、一時日経平均は20,000円の大台を割り込む場面もありました。引けは切り返し、TOPIX指数は前日比‐0.29%の1,609ポイント、日経平均株価は‐0.12%の20,032円で取引を終えました。
 引け後の北朝鮮の発表は、今朝、金正恩労働党委員長が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を命じたとのものでした。
 セクター別では値上がりが9、値下がりが24、上昇率上位は輸送用機器、海運、鉱業、下落率上位はその他製品、サービス、空運でした。スタイルインデックスではコア30、TOPIXバリューの2つのみがかろうじて上昇となりました。下落率上位はマザーズ、東証2部、TOPIXスモールとこれまでのところ堅調だった小型株の下落が大きくなりました。セクター別で下落率トップとなったその他製品の下げをけん引したのは任天堂(前日比‐1830円・終値35,090円)でした。任天堂はここのところ上昇が継続してきましたが、足元、下げが大きくなっています。米国でハイテク株から銀行や鉱業関連へと資金がシフトしていることに重ねて、日本でもゲーム株から他への相場のけん引役の変化を予想する声もあります。小型株もマザーズ指数でみると今年に入り2割以上上昇しているため、物色先が大型株に変化するのかに注目したいところです。

マザーズ市場概況

 マザーズ指数は前日比-32.57ポイントの1149.62ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は32(13.6%)、下落銘柄数は198(83.9%)、変わらずは6(2.5%)、売買代金は前日比366億円の1621億円と前日比で増加しました。
上昇寄与度上位銘柄は弁護士ドットコム(6027、前日比93、終値1,589)、レノバ(9519、前日比74、終値1,218)、比較.com(2477、前日比400、終値1,987)、下落寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比-180、終値6,030)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比-42、終値616)、そーせいグループ(4565、前日比-310、終値11,760)となりました。売買代金上位銘柄はインフォテリア(3853、前日比-19、終値1,220)、アンジェス(4563、前日比-38、終値712)、リミックスポイント(3825、前日比-89、終値1,336)でした。

マザーズ先物は前日比-23ポイントの1140ポイントで一日の取引を終えました。出来高は1371枚でした。



本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2017年7月3日)

(17:30)
先週末の大幅な金利上昇からの反動で国内債は中期ゾーン中心に買いが集まった。都議選での自民党大敗でリスク回避的な動きも想定されたが、国内株式相場が底堅い動きを見せたこともあり債券相場への影響も限定的。長めのゾーンは、海外金利の上昇にまだ一服感見られず、買いの動きも乏しい。明日の10年債入札は荒れる程ではないものの、堅調な結果は期待しづらいようだ。

本日の国債利回り

 


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都議選で自民党惨敗も株価には影響少なく(2017年7月3日)


株式市場概況

 週末の米国株は上昇したものの、東京都議会選挙で自民党が惨敗を喫したため、若干売られる展開も懸念された日本株でしたが、特に大きな売りが出ることもなく、TOPIX指数は前日比+0.16%の1614ポイント、日経平均株価は+0.11%の20,055円で取引を終えました。
 セクター別では値上がりが21、値下がりが12、上昇率上位は鉄鋼、繊維、石油・石炭、下落率上位はその他製品、金属製品、パルプ・紙でした。スタイルインデックスでは東証2部、TOPIXスモール、TOPIXバリューと小型が強く、REITが唯一の下落となりました。

 ドル円も朝方は112円20銭と金曜日のニューヨークの引け値112円40銭から売られてスタートし、すぐに112円を割り込む場面がありましたが、一気に戻し現在は112円50銭と、金曜の米国の引け値よりも若干円安ドル高となっており、都議会選挙の結果は材料視されていないようです。

 今朝発表された日銀短観(2Q)は大企業製造の現状DIが17、予測DIが15、大企業非製造業の現状DIが23、予測DIが18、設備投資が8%と良好な値となりました。今年度の想定為替レートは108円31銭(前回108円43銭)と現水準よりもかなり割高に設定されています。

 資金を多く動かしている米国勢が7月4日の建国記念日で休暇を取っている可能性があり、今週いっぱいは急激な相場の変動に気を付けたいところではあります。

マザーズ市場概況

 マザーズ指数は前日比0.45ポイントの1182.19ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は150(63.6%)、下落銘柄数は78(33.1%)、変わらずは8(3.4%)、売買代金は前日比-162億円の1255億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はサンバイオ(4592、前日比201、終値1,604)、サイバーステップ(3810、前日比1,000、終値7,350)、ASJ(2351、前日比502、終値3,095)、下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-280、終値12,070)、リミックスポイント(3825、前日比-115、終値1,425)、アンジェス(4563、前日比-30、終値750)となりました。売買代金上位銘柄はプレシジョン・システム・サイエンス(7707、前日比-57、終値912)、ASJ、リミックスポイントでした。

マザーズ先物は前日比7ポイントの1163ポイントで一日の取引を終えました。出来高は369枚でした。



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