市場全体は小動き。しかし、特損計上観測の東芝が大きく下げる(2016年12月27日)

株式市場概況

TOPIX指数は前日比-1.92ポイント(-0.12%)と1536.22ポイントで取引を終えました。

セクター別ではゴム、その他金融、海運が強く、不動産、パルプ紙、建設の弱含み、スタイルインデックスではマザーズ、東証2部、REIT指数の上昇が大きく、TOPIXラージ70、グロースなどが下落しました。

個別株では、日経新聞朝刊やNHKで特損の計上の見通しが報道された東芝(6502、前日比-51.5、終値391.6円)、営業利益見通しの49%の下方修正を発表したアトラ(6029、前日比-102円、終値732円)と下落しました。東証ジャスダックに新規上場したティビィシィ・スキャット(3974)は、買い気配のまま取引を終えました。

経済指標では、失業率(11月)は3.1%(前回3.0%)、有効求人倍率は1.41倍(前回1.4倍)、全世帯家計調査支出(11月)は-1.5%(前回-0.4%)、東京CPI(12月、除食料エネルギー)は-0.2%(0%)、住宅着工(11月)は6.7%(前回15.2%)となり、若干悪い数値が並ぶ結果になりました。

 

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比6.64ポイントの927.18ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は135(63.4%)、下落銘柄数は71(33.3%)、変わらずは7(3.3%)、騰落レシオ(25日)は87.34、売買代金は前日比31億円の914億円となりました。

上昇寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比130円、終値13120円)、ミクシィ(2121、前日比35円、終値4225円)、日本アセットマーケティング(8922、前日比8円、終値160円)となり、下落寄与度上位銘柄はイグニス(3689、前日比-1500円、終値6990円)、メタップス(6172、前日比-145円、終値4040円)、アカツキ(3932、前日比-90円、終値3820円)、売買代金上位はイグニス、そーせいグループ、メタップスとなりました。

マザーズ先物は前日比11.5ポイントの925ポイントで一日の取引を終えました。出来高は106枚でした。

本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2016年12月27日)

(12:45)
財務省 2年債入札結果
http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/resul20161227.htm

(17:30)
年内最後となった2年債入札も順調な結果となり、債券市場は前日とほぼ変わらず。超長期債利回りも前日の上昇分が巻き戻された。月末の買ニーズと明日以降に予想される日銀買いオペなど、引続き需給中心の動きに限定されそう。

本日の国債利回り


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JGBトレーディングフロア(2016年12月26日)

(17:30)
債券市場は利回りが小幅上昇した。
全般方向感の出にくい動きの中、観測のあった買いオペが見送られたことと明日の2年債入札をやや警戒した動きが要因。経団連での黒田総裁講演も特に目新しい内容見られず影響は限定的。先物市場も取引が低調で1万枚割れ。

本日の国債利回り


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ホリデーシーズンで小動きに(2016年12月26日)

株式市場概況

TOPIX指数は前日比-5.68ポイント(-0.37%)の1538.14と小幅安で一日の取引を終えました。日本の連休中の海外市場も動意薄でした。本日海外の多くの市場は休場であるため、本日の日本市場も出来高が少なく、動意薄となりました。

セクター別ではその他製品、精密、医薬品が上昇し、輸送用機器、石油・石炭、鉱業などが下落しました。トランプラリー後弱かった銘柄が買われ、強かった銘柄が売られるリターンリバーサルの動きとなりました。スタイルインデックスではマザーズ指数、REITが強く、コア30、バリューが弱い展開でした。こちらでもリターンリバーサルが見られました。

材料としてはドイツ銀行が米司法省と、過去のモーゲージの販売に対して72億ドルの罰金を支払うことで合意したこと(当初は最大140億ドルと言われていた。しかし減額は当然と見られ、アナリスト予想は50億ドル程度だった)、中国の習近平国家主席が来年の中国経済の成長率が6.5%を下回ることを容認する発言を行ったとの報道がありましたが、本日の市場には影響を与えませんでした。

明日は日本市場では失業率、有効求人倍率、全世帯家計調査、CPI住宅着工など多くの経済指標が発表されます。

 

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比15.23ポイントの920.54ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は151(70.9%)、下落銘柄数は54(25.4%)、変わらずは8(3.8%)、騰落レシオ(25日)は85.78、売買代金は前日比-79億円の883億円となりました。

上昇寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565,前日比240円、終値12990円)、JIG-SAW(3914,前日比450円、終値6180円)、モルフォ(3653,前日比415円、終値5150円)となり、下落寄与度上位銘柄はイグニス(3689,前日比-1500円、終値8490円)、アカツキ(3932,前日比-145円、終値3910円)、モブキャスト(3664,前日比-48円、終値947円)、売買代金上位はそーせいグループ、メタップス(6172,前日比330円、終値4185円)、アカツキとなりました。

JIG-SAWは光遺伝学を四角に活用し、生物・細胞をソフトウェアによって制御する再生医療に着手したと発表し、上げ幅を広げました。

マザーズ先物は前日比10ポイントの913.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は305枚でした。

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中国で共産党大会が行われる年の中国株のパフォーマンス

来年2017年の秋に、中国で共産党大会が行われます。党大会の年は株価のパフォーマンスが良いでしょうというようなことが言われますが、実際はどうなのでしょうか?上海総合指数の月別パフォーマンスのピボットテーブルを作成し、観察してみました。

まずは数値のとれる1991年以降のパフォーマンスを見てみます。1990年代には月に100%以上指数が上がることもあったことが見えたり中々興味深いです。月別の平均を集計した「月平均」の欄を見ると、7月、9月、10月が弱いことが分かります。

次に共産党大会が行われた年の動向を見てみます。月間平均の収益を見ると、6月から10月はマイナスになっており、党大会に向けて株価が下がるかも知れないという傾向が見えます。

年間収益の平均は通年のものが24%なのに対して、党大会のある年の平均は56%となっています。しかし、1992年の大きすぎる上昇(1991年も上昇していた)、2007年はリーマンショック前でバブルの様相を株式市場が呈したことなどを考えると、この数値を使う際には少し考える必要があるかも知れません。

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