ホリデーシーズンで小動きに(2016年12月26日)

株式市場概況

TOPIX指数は前日比-5.68ポイント(-0.37%)の1538.14と小幅安で一日の取引を終えました。日本の連休中の海外市場も動意薄でした。本日海外の多くの市場は休場であるため、本日の日本市場も出来高が少なく、動意薄となりました。

セクター別ではその他製品、精密、医薬品が上昇し、輸送用機器、石油・石炭、鉱業などが下落しました。トランプラリー後弱かった銘柄が買われ、強かった銘柄が売られるリターンリバーサルの動きとなりました。スタイルインデックスではマザーズ指数、REITが強く、コア30、バリューが弱い展開でした。こちらでもリターンリバーサルが見られました。

材料としてはドイツ銀行が米司法省と、過去のモーゲージの販売に対して72億ドルの罰金を支払うことで合意したこと(当初は最大140億ドルと言われていた。しかし減額は当然と見られ、アナリスト予想は50億ドル程度だった)、中国の習近平国家主席が来年の中国経済の成長率が6.5%を下回ることを容認する発言を行ったとの報道がありましたが、本日の市場には影響を与えませんでした。

明日は日本市場では失業率、有効求人倍率、全世帯家計調査、CPI住宅着工など多くの経済指標が発表されます。

 

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比15.23ポイントの920.54ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は151(70.9%)、下落銘柄数は54(25.4%)、変わらずは8(3.8%)、騰落レシオ(25日)は85.78、売買代金は前日比-79億円の883億円となりました。

上昇寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565,前日比240円、終値12990円)、JIG-SAW(3914,前日比450円、終値6180円)、モルフォ(3653,前日比415円、終値5150円)となり、下落寄与度上位銘柄はイグニス(3689,前日比-1500円、終値8490円)、アカツキ(3932,前日比-145円、終値3910円)、モブキャスト(3664,前日比-48円、終値947円)、売買代金上位はそーせいグループ、メタップス(6172,前日比330円、終値4185円)、アカツキとなりました。

JIG-SAWは光遺伝学を四角に活用し、生物・細胞をソフトウェアによって制御する再生医療に着手したと発表し、上げ幅を広げました。

マザーズ先物は前日比10ポイントの913.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は305枚でした。

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