債券相場は中長期債が下落。日米通商交渉の合意を受けて日銀が早期の利上げに踏み切るとの見方から売りが優勢だった。新発10年債利回りは一時1.6%に上昇したほか2年や5年債の利回りも上昇した。一方で超長期の30年債などの利回りは低下した。
日銀は今月の30,31日で行う金融政策決定会合で、米関税を巡る不確実性の改善によって10月以降の会合での利下げを連想させるややタカ派的なトーンになるとの見方もあるようだ。長期金利は1.5~2%のレンジに移行しており、2%近くまで上昇してもおかしくないとの声も聞かれた。超長期債の上昇について、日銀の利上げを織り込む中で短いゾーンを売って長いゾーンを買うフラットナー取引との見方。
【メモ】
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