JGBトレーディングフロア(2025年3月28日)

債券相場は上昇。株安を受けたリスク回避に加え、この日、日銀が実施した国債買い入れオペでは、応札倍率が前回から低下したことや、残存期間5-10年ゾーンのオペがやや強めな結果(実勢より低い利回り)となったことで需給改善に期待した買いが入った。
朝方発表された東京都区部CPIは、総合もコア指数も予想を上回る結果となり、売り圧力につながるかと見られたが、その後発表された日銀政策決定会合の「主な意見」でトランプ米政権の関税政策による先行きの不確実性の高まりを警戒する声など、利上げに対する慎重さが感じられ、この日に限ってみれば債券売りとはならなかったようだ。

【メモ】
☆東京都区部 2025年(令和7年)3月分(中旬速報値・総務省)
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/kubu.pdf


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年3月27日)

債券相場は長めの超長期債が上昇。この日の40年債入札が堅調な結果となり、買いが強まった。トランプ米大統領による自動車関税発動の発表を受けた世界経済への影響を懸念したリスク回避の流れも相場を支えた。40年債入札は入札史上で最も高い利回りと、来年度の発行減額による需給改善期待から積極的に買った投資家もいたようだ。年度末に関係なく動ける海外投資家の買いがあったとの声も聞かれたが、明日の東京都区部消費者物価指数(CPI)や日銀決定会合の「主な意見」の発表を控え、上値を買い進むまでには至らなかった。

【メモ】
☆40年債入札(17回、CPN2.2%)落札結果
発行価格87円77銭、応募者利回り2.710%、応札倍率2.92倍(前回2.75倍)、(事前予想利回り2.790%)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2025年3月26日)

債券相場は下落。長期金利は一時1.585%と08年10月以来の水準に上昇したほか、新発2年債利回りは0.88%、新発5年債利回りは1.18%と、ともに08年以来の高水準を連日で更新した。日銀の追加利上げに対する警戒感が引き続き中長期債への売り圧力となった。東京都区部消費者物価指数(CPI)や日銀決定会合の主な意見の発表を控えていることや、植田総裁の国会答弁も含め、利上げ継続が意識させられる情報やデータが続くことで、投資家は買いを控えているようだ。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2025年3月25日)

債券は下落。為替相場が一時円安方向に進行したこともあり、日銀の早期利上げが警戒された。年度末で買い手が不在の中、米長期金利の上昇とトランプ大統領の発言によるリスク志向の高まりが重しとなった。5月の決定会合での利上げを視野に入れたような日銀幹部の発言やメディア報道が続き、警戒感が高まっているとの声も聞かれた。長期金利指標となる新発10年国債利回りは、夕方に入って10日に付けた水準を上回り2008年以来の高水準に並んだ(1.580%)。スワップ市場では4月30日、5月1日の金融政策決定会合での利上げが2割強、6月の会合は6割近い確率で織り込まれている。

【メモ】
☆流動性供給入札(426回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 +0.029%、募入平均利回り較差+0.023%、応札倍率3.90倍(前回2.85倍)


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JGBトレーディングフロア(2025年3月24日)

債券相場は中長期債中心に下落。日銀の追加利上げ観測が続く中、トランプ大統領が今後の関税発動は的を絞ったものになると発言したことで懸念が和らぎ、米長期金利が時間外取引で上昇したことが重しとなった。またこの日、日銀は定例の国債買い入れオペを実施、応札倍率が3-5年を除く各年限で前回から上昇し売り圧力の強さが示された。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3000億円、3-5年3000億円、5-10年3250億円、25年超750億円。応札倍率は、それぞれ3.70、2.86、3.10、3.48倍。


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