債券相場は下落した。米国で発表された経済指標が堅調な内容だったことで米長期金利が上昇し、その流れを引き継いだ。
また昨日の低調な20年国債入札結果による調整が続いたことや、為替の円安基調で、7月の日銀MPMでの政策変更が意識された。
押し目では、買い需要が控えているとの見方も多く、下げ幅は限られた。
【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。
日銀関連
債券相場は下落した。米国で発表された経済指標が堅調な内容だったことで米長期金利が上昇し、その流れを引き継いだ。
また昨日の低調な20年国債入札結果による調整が続いたことや、為替の円安基調で、7月の日銀MPMでの政策変更が意識された。
押し目では、買い需要が控えているとの見方も多く、下げ幅は限られた。
【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。
債券相場は下落。この日の20年債入札が低調な結果となり、全般に売り圧力が強まった。日銀MPM以降、一本調子での相場上昇で、超長期債も3月来の水準に上昇(金利低下)していたことで警戒感も高まっていた。
ただ下値では引き続き投資家の買い需要が控えるほか、中期ゾーンは海外投資家の買いが続いていると見られ、海外金利が比較的穏やかな状況下であれば、下げは限定的になるとの見方。
【メモ】
☆20年債入札(184回リオープン,CPN1.1%)落札結果
最低落札価格102円30銭(0.961%)、平均落札価格102円52銭(0.948%)、応札倍率3.03倍(前回3.69倍)(事前予想価格102円45銭)
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。
債券相場は上昇。前週末の欧米市場でそれぞれ発表された経済指標が予想を下回る結果となり景気後退懸念から長期金利が低下、国内債もその流れを受けて買いが優勢だった。新発10年債利回りは5月の水準を下回り、4月3日以来の0.35%を付け、先物も6月16日の日銀MPM以降の連騰で5月17日以来の149円台乗せで取引を終えた。
明日の20年債入札を控える超長期ゾーンも月末に向けた需要に支えられ堅調に推移するも、流石に高値警戒感から入札が低調になる可能性を指摘する声もあった。
【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。
債券相場は上昇。米長期金利の上昇を受けて安く始まるも、この日の日銀国債買いオペで中長期ゾーンの応札倍率が1倍台に低下し、需給の引き締まりを示したことで買いが優勢になった。この日発表された5月の全国CPIは、コア指数が前年比3.2%と引き続き3%台を維持するも、前月からは伸びが減少し、事前予想の範囲だったことで、影響は限定的だった。
【メモ】
☆日銀買入オペ(定例)1-3年4250億円、3-5年4500億円、5-10年5750億円、10-25年2000億円。応札倍率は、それぞれ1.46、1.50、1.60、2.13倍。
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。
【来週のスケジュール】
<国内予定>
金融政策決定会合における主な意見(6月15・16日分) / 企業向けサービス価格指数(5月)
<海外予定>
【米国】米ダラス連銀製造業景況指数(6月)
【欧州】ECBフォーラム(ポルトガル) EU外相理事会 / 独IFO企業景況感指数(6月)
【その他】*****
6/27
<国内予定>
20年利付国債入札 / CP買い入れオペ / 資金循環統計(1-3月速報) / 景気動向指数(4月) / 日銀,基調的なインフレ率を捕捉するための指標
<海外予定>
【米国】耐久財受注(5月) / 主要20都市住宅価格指数(4月) / FHFA住宅価格指数(4月) / 新築住宅販売件数(5月) / 消費者信頼感指数(6月) / リッチモンド連銀製造業景況指数(6月)
【欧州】ECBフォーラム,ラガルドECB総裁講演
【その他】夏季ダボス会議(中国・天津),中国首相が出席
6/28
<国内予定>
*****
<海外予定>
【米国】米FRB,ストレステストの結果発表
【欧州】ECBフォーラム,日銀総裁,FRB議長,ECB総裁,英中銀総裁がパネル討論会 / ユーロ圏マネーサプライ(5月)
【その他】中国工業利益(5月)
6/29
<国内予定>
日韓財務大臣級対話(都内) / 2年利付国債入札 / 小売売上高(5月) / 百貨店・スーパー売上高(5月) / 消費者態度指数(6月)
<海外予定>
【米国】米アトランタ連銀総裁講演 / 米GDP(1Q) / 中古住宅販売成約指数(5月)
【欧州】EU首脳会議(ブリュッセル) / ECB経済報告 / ユーロ圏消費者信頼感指数(6月) / ユーロ圏景況感指数(6月) / 独CPI(6月)
【その他】
6/30
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 日銀国債買いオペ(3-5年,5-10年,10-25年,25年超) / 日銀7ー9月の国債買い入れ予定 / 消費者物価指数(東京都区部,6月) / 完全失業率(5月) / 鉱工業生産(5月) / 住宅着工戸数(5月)
<海外予定>
【米国】個人所得, 支出(5月) / ミシガン大学消費者マインド指数(6月)
【欧州】ユーロ圏CPI(6月) / ユーロ圏失業率(5月) / 独失業率(6月) / 英GDP(1Q)
【その他】中国製造業・非製造業PMI(6月)
債券相場は中期債と先物が上昇。利回り水準の低さから、多少の警戒感もあった5年債入札が無難な結果となり、午後からは買い安心感が広がった。超長期債は、足元の相場上昇による高値警戒感から売りが優勢だった。明日の5月の国内消費者物価の発表を控えて利益確定の動きなどが出たようだった。
【メモ】
☆5年債入札(158回リオープン,CPN0.1%)落札結果
最低落札価格100円14銭(0.070%)、平均落札価格100円15銭(0.068%)、応札倍率3.85倍(前回3.70倍)(事前予想価格100円14銭)
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。