高配当銘柄による運用の強み

 配当利回りはよく注目の指標として挙げられますが、実際にその指標が運用の役に立つのか調査しました。
下のチャートは過去20年間、一方はTOPIX500指数の配当利回りトップ10%(50銘柄・等額ウェイト)のポートフォリオ、一方はTOPIX500指数で運用した結果を示したものです。

TOPIX500の配当利回りトップ10%のポートフォリオは、年末に利回りが低くなった銘柄を外し、利回りが高くなった銘柄を組み入れます。そのような作業を年一回行うだけで、普通に指数でポートフォリオを保有するのと比較し、20年で300%以上、指数をただ単に保有するよりも、運用成績が良くなりました。

 このように年一度のリバランスだけで、配当利回りを活用して指数を大きく上回る運用を行うことが出来ます。

 ここでは現時点のTOPIX500指数の配当利回りトップ20銘柄を挙げました。詳しくお知りになりたい場合は光世証券までご連絡ください(mail: consul@kosei.co.jp)。



本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

9月中間配当ありの高配当利回り銘柄(時価総額500億円以上)



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TOPIXとドル円に関して

 足元、ドル安円高の動きから日本株は下落傾向にあります。ドル円は110円を挟んで一進一退という感じの動きとなっていますが、2014年以降のドル円とTOPIXの水準において、現在はどのようになっているのかを見てみました。それがチャート1です。
 今年の水準を青丸で囲ったのですが、2014年、2016年に比べて、TOPIXが高い水準にあります。

 この要因として日銀の買いなどが要因として挙げられるかもしれませんが、2015年、2016年の直線的な関係をそれでは説明できません。
 その要因とみられる要素を見たのがチャート2です。チャート2は上がTOPIXの値段、下がTOPIXの予想EPSとなっています。予想EPSの動きを見ていただくと、2015年、2016年はほぼ横ばい、期初に増益期待があったものの、実際は期末になるに従い下がっていったという動きが見られます。翻って今年のEPSの動きを見ると、2015、2016年のレンジを上抜け、1Qの決算発表が終わっても上昇するという展開となっています。
 今後も増益傾向が強まるのであれば、為替が円高に動こうとも、株価が強含む場面が見られるようになるかも知れません。



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マザーズ先物おすすめ記事

当社ウェブサイトの「東証マザーズ指数先物のすゝめ」がアップデートされました。ヘッジに際しての使い方や、テクニカル指標を使った売買手法など、実践的な内容となっています。ここのところ出来高が増加している、マザーズ指数先物に関して知るのに良い記事ですので、ぜひご一読ください。

「東証マザーズ指数先物のすゝめ」 https://www.kosei.co.jp/products/learn_mothers-futures.html



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ROEのパフォーマンスは?

 週末に日経新聞を読んでいると「日本企業のROE(自己資本利益率)はなぜ1桁なのか?」(http://www.nikkei.com/article/DGXMZO19367580Y7A720C1000000/)という記事がありました。この記事は日本企業が低ROEであることに触れ、デュポン分解と呼ばれる3つの要素を見て、低レバレッジ、不要資産の保有が日本企業のROEを低くしているとの見方を示しています。

 それと同時期に、ROEを重視した指数として鳴り物入りで作成されたJPX日経400指数とTOPIXのチャートを重ねてみていました(算出開始の2014年1月6日~)。JPX日経400指数が断然良い成績となっているのかと思いきや、若干TOPIXを下回る成績となっていました(表1参照)。

表1

 これを見ると、ROEを見ても運用のパフォーマンスには影響がないように思えます。そこでTOPIX500指数を使って、2007年7月~2017年7月末までの期間で、ROEのトップ10%、ボトム10%の銘柄のポートフォリオを作成し、年1回銘柄を入れ替えるという方法で両方のパフォーマンスを作ってみました。それが表2です。
 残念ながら高ROEの方が低ROEよりもパフォーマンスが悪くなっております。では米国ではどうでしょうか?そう思いS&P500指数を使って同様のことを行ってみました(表3)。

表2.TOPIX500の低ROE(青)、高ROE(赤)、TOPIX(緑)

表3.S&P500指数の低ROE(青)、高ROE(赤)、S&P500(緑)

 S&P500を見ると見事に高ROE銘柄がすべてをアウトパフォームしています。

 さてこの理由はというとなかなか難しいところです。一つヒントとなるのは銘柄入れ替えの割合が挙げられるかもしれません。表4に高ROE銘柄の入れ替え割合を示したのですが、平均して日本の方が10%ほど銘柄入れ替えの割合が高くなっています。これは高利益銘柄が翌年稼げなくなる可能性が高く、それ故、株価のパフォーマンスが悪いということがいえるのかもしれません。



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