JGBトレーディングフロア(2021年7月16日)

債券相場は長期債を中心に下落。FRBパウエル議長は前日の下院に続き上院での議会証言でもハト派的な発言を行い、米長期金利は低下、国内債券市場も朝方は買いが先行したが、新発10年債利回りがゼロ%に近づいたことで高値警戒感から売りが優勢となった。またその米長期金利は時間外取引で上昇したことも相場の重しになった。

なお、この日の日銀政策決定会合では、政策方針は現状維持とされ、市場への影響は限定的だった。

【メモ】
<日銀会合内容;引用元Bloomberg>
・金融政策運営は現行の長短金利操作付き量的・質的金融緩和の維持を決定
・展望リポートでは、21年度の実質国内総生産(GDP)見通しを前年度比3.8%に下方修正する一方、22年度は同2.7%に引き上げ
・消費者物価(除く生鮮食品)見通しは0.6%に上方修正
・金融機関の気候変動対応投融資を支援する新たな資金供給制度(気候変動対応オペ)の骨子案を公表
・当座預金への付利はゼロ%で、適用貸付期間は原則1年-回数制限を設けず借り換えが可能


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2021年7月15日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。
パウエルFRB議長の議会証言を受けて米長期金利が大幅に低下したことに加え、10年債利回りがゼロ%に接近したことで利回り水準が高い超長期ゾーンに資金が向かい、イールドカーブはフラット化した。
先物は10年債利回りがゼロ%を下回りにくい中では買いの中心は海外投資家に限られるとの見方もあり、米金利が先週に付けた1.25%台を再びうかがう動きがないと、上値は重いか。

【メモ】
☆流動性供給入札(337回、残存期間1年超5年以下)
最大利回り格差は-0.002%、平均利回格差は-0.005%、応札倍率4.83倍(前回4.53倍)


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JGBトレーディングフロア(2021年7月14日)

債券相場は中長期債を中心に上昇。前日の米長期金利が上振れしたCPIの結果や、やや不調に終わった30年債入札の結果を受けて上昇した流れを引き継ぎ、売りが先行した。ただ下げは限定的で、昼に行われた日銀国債買い入れオペが特に5-10年ゾーンでの応札倍率が下がり、金利の低い水準でも需要の強さが確認されたことで買いが優勢となった。また米長期金利が時間外取引で低下したことも支援材料になった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4500億円、3-5年4500億円、5-10年 4250億円、25年超500億円(金額は事前通知通り)。応札倍率はそれぞれ2.83、2.69、1.82、3.18倍。


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JGBトレーディングフロア(2021年7月13日)

債券相場は先物と20年債が上昇。この日の20年国債入札が順調な結果となり、買いが優勢だった。
ボラティリティーの低下によって、キャリー狙いの資金がプラス利回りの超長期債に向かっているとの見方も。余剰資金による潜在的な買い需要は続きそうな印象。

【メモ】
☆20年債入札(177回,CPN 0.4%)落札結果
最低落札価格99円85銭(0.408%)、平均落札価格99円92銭(0.404%)、応札倍率3.51倍(前回3.62倍)。(最低落札価格の事前予想中央値99円80銭)


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JGBトレーディングフロア(2021年7月12日)

債券市場では先物相場が小幅下落。前週末に米長期金利が上昇したことや、高値警戒感から売りが優勢だったが、朝方売りが先行した後は、小幅のレンジでもみ合いとなった。一方、あすに新発の入札を控える20年債は堅調で、先回りの買いが入ったとの声もあった。


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