JGBトレーディングフロア(2022年4月18日)

債券相場は超長期債を中心に下落。米金融引締め加速の観測を背景に、米長期金利が時間外取引で3年半ぶりの高水準(2.88%台手前)に達したことを受けて売り圧力が掛かったが、中・長期債は日銀指し値オペ通知を警戒して下げは限定的となり、相対的に超長期金利の上昇幅(相場の下落幅)が大きくなった。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年4月15日)

債券相場は中長期債が小幅下落。米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁の発言(0.5ポイント幅を含めた利上げペースの加速は妥当)を受けて米長期金利が急伸した流れを引き継ぎ朝方は売り先行で始まった。ただその後は手掛かり材料に欠け下げ幅を縮めた。今晩の米国市場が休場で金利上昇に対する警戒感も弱まったようだ。また超長期債など長いゾーンには足元の好需給から引き続き買われた。

【来週のスケジュール】
4/18
<国内予定>
首都圏新築分譲マンション(3月)
<国内決算>
*****
<海外予定>
【米国】セントルイス連銀総裁講演(オンラインイベント) / NAHB住宅市場指数(4月) / IMF・世銀,春季会合
【欧州】*****
【その他】イースターマンデーで欧州や香港など休場 / 中国GDP(1Q) / 中国工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資(3月)
<海外決算>
BofA

4/19
<国内予定>
国庫短期証券(1年)入札 / 流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下) / 鉱工業生産(2月)
<国内決算>
*****
<海外予定>
【米国】シカゴ連銀総裁講演 / IMF世界経済見通し(WEO) / 米住宅着工件数(3月)
【欧州】*****
【その他】*****
<海外決算>
J&J / ロッキード / ネットフリックス / IBM

4/20
<国内予定>
日銀買いオペ(1-3,3-5,5-10,10-25年) / 貿易収支(3月) / 訪日外客数(3月)
<国内決算>
*****
<海外予定>
【米国】米20年債入札 / サンフランシスコ連銀総裁講演 /シカゴ連銀総裁講演 / 米地区連銀経済報告(ベージュブック) / G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン) / 米中古住宅販売件数(3月)
【欧州】フランス大統領選,決選投票進出2候補による討論会 / 欧州新車販売台数(3月) / ユーロ圏鉱工業生産(2月)
【その他】中国1年・5年物ローンプライムレート(LPR)
<海外決算>
P&G / テスラ / アルコア

4/21
<国内予定>
月例経済報告(4月) / 流動性供給入札(残存期間15.5年超39年未満) / 国庫短期証券(6カ月)入札 / 日銀,金融システムレポート(4月号) / 工作機械受注(3月)
<国内決算>
オービック(4684) / 日電産(6594) / ディスコ(6146)
<海外予定>
【米国】米景気先行指標総合指数(3月) / フィラデルフィア連銀製造業景況指数(4月) / FRB議長とECB総裁,IMFのパネル討論会参加
【欧州】英中銀総裁講演 / ユーロ圏CPI(3月) / ユーロ圏消費者信頼感指数(4月)
【その他】*****
<海外決算>
AT&T / スナップ

4/22
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 全国CPI(3月) / じぶん銀行 日本PMI製造業, サービス業, コンポジット(4月) / 営業毎旬報告(4月20日現在)
<国内決算>
*****
<海外予定>
【米国】S&Pグローバル米国製造業・サービス業・総合PMI(4月)
【欧州】ECB総裁講演 / S&Pグローバル・ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(4
月)
【その他】*****
<海外決算>
ベライゾン / アメックス


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年4月14日)

債券相場は上昇。米長期金利がインフレ高進に対する警戒感の後退から低下したことを受けて、国内債も買いが優勢となった。この日の20年債入札は低調となったものの、その水準感からセカンダリーマーケットで需要が高まり、その後の超長期債相場の買いにつながった。

☆20年債入札(180回,CPN 0.8%)落札結果
最低落札価格101円00銭(0.742%)、平均落札価格101円31銭(0.724%)、応札倍率3.61倍(前回3.29倍)。(事前予想価格101円30銭)


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JGBトレーディングフロア(2022年4月13日)

債券相場は超長期債中心に上昇した一方で中期債が下落。前日の米3月CPI公表でコア指数が予想を下回ったことが米長期金利の低下につながり国内債も買いが先行した。ただ、国内株式相場が底堅く推移したことや、この日の日銀買いオペの落札結果がやや弱めだったことで中期債に売りが膨らみ、終盤にかけて上げ幅を縮小した。なお、引け後の円相場が黒田日銀総裁の信託大会での発言をきっかけに、126円台と約20年ぶりの安値を付けた。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4750億円、5-10年5000億円、25年超500億円(事前通告通り)。応札倍率はそれぞれ3.31、2.48、4.7倍。
☆黒田日銀総裁発言(第97回信託大会あいさつ)
「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける」
(感染症からの回復途上にある経済活動)「しっかりと支える」
「輸入コスト起因の物価上昇、家計・企業収益悪化で経済下押し」
「日本のGDPは依然として感染拡大前を下回っている」
「ウクライナ情勢の帰すうと資源価格への影響などに不確実性」など。


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JGBトレーディングフロア(2022年4月12日)

債券相場は先物を中心に下落。米長期金利がこの日の時間外取引で一段と上昇したことを受けて売りが優勢だった。国内長期金利は0.25%に接近すれば、指し値オペによって支えられるとの期待感が下支えとなっているが、今夜発表される米CPIの上振れ観測やFRBによる資産圧縮を前に米実質金利もプラス目前となり、米ドル高が再加速すれば、日銀の金利抑制措置の持続性に対する警戒感も強まりやすく、買いの動きも限定的のようだ。

☆5年債入札(151回,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格99円88銭(0.029%)、平均落札価格99円89銭(0.027%)、応札倍率3.61倍(前回3.29倍)。(事前予想価格99円88銭)


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