JGBトレーディングフロア(2023年6月23日)

債券相場は上昇。米長期金利の上昇を受けて安く始まるも、この日の日銀国債買いオペで中長期ゾーンの応札倍率が1倍台に低下し、需給の引き締まりを示したことで買いが優勢になった。この日発表された5月の全国CPIは、コア指数が前年比3.2%と引き続き3%台を維持するも、前月からは伸びが減少し、事前予想の範囲だったことで、影響は限定的だった。

【メモ】
☆日銀買入オペ(定例)1-3年4250億円、3-5年4500億円、5-10年5750億円、10-25年2000億円。応札倍率は、それぞれ1.46、1.50、1.60、2.13倍。
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。

【来週のスケジュール】
<国内予定>
金融政策決定会合における主な意見(6月15・16日分) / 企業向けサービス価格指数(5月)
<海外予定>
【米国】米ダラス連銀製造業景況指数(6月)
【欧州】ECBフォーラム(ポルトガル) EU外相理事会 / 独IFO企業景況感指数(6月)
【その他】*****

6/27
<国内予定>
20年利付国債入札 / CP買い入れオペ / 資金循環統計(1-3月速報) / 景気動向指数(4月) / 日銀,基調的なインフレ率を捕捉するための指標
<海外予定>
【米国】耐久財受注(5月) / 主要20都市住宅価格指数(4月) / FHFA住宅価格指数(4月) / 新築住宅販売件数(5月) / 消費者信頼感指数(6月) / リッチモンド連銀製造業景況指数(6月)
【欧州】ECBフォーラム,ラガルドECB総裁講演
【その他】夏季ダボス会議(中国・天津),中国首相が出席

6/28
<国内予定>
*****
<海外予定>
【米国】米FRB,ストレステストの結果発表
【欧州】ECBフォーラム,日銀総裁,FRB議長,ECB総裁,英中銀総裁がパネル討論会 / ユーロ圏マネーサプライ(5月)
【その他】中国工業利益(5月)

6/29
<国内予定>
日韓財務大臣級対話(都内) / 2年利付国債入札 / 小売売上高(5月) / 百貨店・スーパー売上高(5月) / 消費者態度指数(6月)
<海外予定>
【米国】米アトランタ連銀総裁講演 / 米GDP(1Q) / 中古住宅販売成約指数(5月)
【欧州】EU首脳会議(ブリュッセル) / ECB経済報告 / ユーロ圏消費者信頼感指数(6月) / ユーロ圏景況感指数(6月) / 独CPI(6月)
【その他】

6/30
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 日銀国債買いオペ(3-5年,5-10年,10-25年,25年超) / 日銀7ー9月の国債買い入れ予定 / 消費者物価指数(東京都区部,6月) / 完全失業率(5月) / 鉱工業生産(5月) / 住宅着工戸数(5月)
<海外予定>
【米国】個人所得, 支出(5月) / ミシガン大学消費者マインド指数(6月)
【欧州】ユーロ圏CPI(6月) / ユーロ圏失業率(5月) / 独失業率(6月) / 英GDP(1Q)
【その他】中国製造業・非製造業PMI(6月)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年6月22日)

債券相場は中期債と先物が上昇。利回り水準の低さから、多少の警戒感もあった5年債入札が無難な結果となり、午後からは買い安心感が広がった。超長期債は、足元の相場上昇による高値警戒感から売りが優勢だった。明日の5月の国内消費者物価の発表を控えて利益確定の動きなどが出たようだった。

【メモ】
☆5年債入札(158回リオープン,CPN0.1%)落札結果
最低落札価格100円14銭(0.070%)、平均落札価格100円15銭(0.068%)、応札倍率3.85倍(前回3.70倍)(事前予想価格100円14銭)
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年6月21日)

債券相場は、長期金利が0.37%と1カ月ぶり水準に低下した。パウエルFRB議長の議会証言を21、22日に控える中、米長期金利が低下した流れを引き継いだ。先物も4日続伸で、今月9日の限月交代で、チャート上に空いた6月限~9月限間の窓を埋める形となった。引き続き日銀の政策修正観測の後退による投資家の買いが続いており、市場は、利回りの低下余地を探っているとの見方。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年6月20日)

債券相場は上昇。金融緩和策の維持を決めた日銀金融政策決定会合以降、上昇基調が続いている。
政策修正観測の後退から、先物に買い戻しの動きも見られたほか、押し目期待から買い遅れた投資家の需要も強いようだ。
この日発表された5月の公社債店頭売買高では、海外投資家は引き続き中期債を買い越した。ドル円のベーシススワップを通じた中期債投資のようだ。昨年に見られた長期債を中心とした売り越しは3月にいったん買い越した後、鎮静化している。

【メモ】
☆日本証券業協会 公社債店頭売買高(毎月20日更新)
https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/tentoubaibai/index.html
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年6月19日)

債券相場は長めのゾーンを中心に上昇した。長期金利指標となる新発10年国債の利回りは0.39%と約1カ月ぶりの水準に低下した。
16日の日銀金融政策決定会合で金融緩和策の維持を決めたことで、手控えていた実需筋を中心に買いが入った。日銀の次回7月会合での政策修正観測は根強いが、今月は大量償還もあって残高の積み増しに追われる形となった。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会