JGBトレーディングフロア(2024年1月11日)

債券相場は上昇。日銀の早期政策修正観測が後退していることで買いが優勢だった。国内株の急上昇で年金基金のリバランスによる債券買いを指摘する声も聞かれた。この日公表された日銀地域経済報告(さくらレポート)は、前回会合後の総裁会見で次回会合 (1/22~/23)に向けての数少ない判断材料に成り得るとしていたが、景気は緩やかに回復するも、一部で回復ペースの鈍化やまた能登半島地震の影響について今後注視する姿勢などにも触れており「第二の力」を裏付けるには厳しい内容だったことも買い圧力となったようだ。中長期ゾーンの利回りは、ここもとの利回り低下で、YCCにおける指値オペを0.5%から1%に拡大した7月の決定会合直後の水準にほぼ並んだ形。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年1月10日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。日銀の早期政策修正観測が一段と後退し、買いが優勢だった。この日行われた10年国債入札は金利水準の低さから低調な結果となり先物も下落に転じたが、新発債で償還が伸びたこともあり、流通市場では引き合いが強かったようで、下げ幅は限定的だった。年度内の金利上昇期待が薄れ、年度末に向けた待機資金が、結果的に下支えになっているようだ。

【メモ】
☆10年債入札(373回、CPN0.6%)落札結果
最低落札価格99円91銭(0.609%)、平均落札価格100円03銭(0.596%)、
応札倍率3.34倍(前回2.91倍)、(事前予想価格100円02銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2024年1月9日)

債券相場は上昇。この日の日銀国債買い入れオペを無難に通過し買い安心感が広がった。また原油価格の下落や東京都区部CPIの上昇鈍化も相場の支えとなった。買入れオペでは通知額の調整に注目が集まるも、各ゾーンで据え置きとなったことで市場の影響は限られた。明日の10年債入札を前に高値警戒感はあるものの、日銀のマイナス金利解除観測が地震の影響などから弱まってきている事や、また国内株高によって国内債に対する潜在的な需要を指摘する声も聞かれ、売りに回る材料に乏しいことで結果的に相場が切りあがっているとの見方のようだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3750億円、3-5年4250億円、10-25年1500億円。
 応札倍率は、2.46、2.04、2.19倍。


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JGBトレーディングフロア(2024年1月5日)

債券相場は上昇。残存期間1年超5年以下の流動性供給入札が順調な結果となり、中期ゾーンや先物中心で買いが優勢となった。また米雇用統計発表を今晩に控える中、前日の米長期金利が堅調な労働関連統計によって上昇するも、時間外取引では4%を挟んで小動きだったことで、金利上昇は限定的との見方が下支えにつながったようだ。

【メモ】
☆流動性供給入札(397回、残存期間1年超5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 -0.008%、募入平均利回り較差-0.009%、応札倍率4.45倍(前回3.81倍)。


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JGBトレーディングフロア(2024年1月4日)

2024年大発会の債券相場は先物が上昇。元旦に発生した石川県能登での大型地震発生が、経済の停滞を連想させ日銀の早期の政策修正観測の後退につながった。一方、来週に10年債、30年債の入札を控えたポジション調整の売りなどで超長期債は軟調に推移した。ただ今日明日は、連休の狭間での取引となることや、また5日夜の米雇用統計の発表を控えて積極的な売買は手掛けにくいとの声も聞かれた。

【メモ】
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