債券相場は上昇。日銀の早期政策修正観測が後退していることで買いが優勢だった。国内株の急上昇で年金基金のリバランスによる債券買いを指摘する声も聞かれた。この日公表された日銀地域経済報告(さくらレポート)は、前回会合後の総裁会見で次回会合 (1/22~/23)に向けての数少ない判断材料に成り得るとしていたが、景気は緩やかに回復するも、一部で回復ペースの鈍化やまた能登半島地震の影響について今後注視する姿勢などにも触れており「第二の力」を裏付けるには厳しい内容だったことも買い圧力となったようだ。中長期ゾーンの利回りは、ここもとの利回り低下で、YCCにおける指値オペを0.5%から1%に拡大した7月の決定会合直後の水準にほぼ並んだ形。
【メモ】
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