JGBトレーディングフロア(2024年1月9日)

債券相場は上昇。この日の日銀国債買い入れオペを無難に通過し買い安心感が広がった。また原油価格の下落や東京都区部CPIの上昇鈍化も相場の支えとなった。買入れオペでは通知額の調整に注目が集まるも、各ゾーンで据え置きとなったことで市場の影響は限られた。明日の10年債入札を前に高値警戒感はあるものの、日銀のマイナス金利解除観測が地震の影響などから弱まってきている事や、また国内株高によって国内債に対する潜在的な需要を指摘する声も聞かれ、売りに回る材料に乏しいことで結果的に相場が切りあがっているとの見方のようだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3750億円、3-5年4250億円、10-25年1500億円。
 応札倍率は、2.46、2.04、2.19倍。


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