JGBトレーディングフロア(2024年3月18日)

債券相場は上昇。市場は明日に控えた日銀金融政策決定会合結果でマイナス金利の解除などの金融政策の変更をほぼ織り込みつつあり、さらにその先の追加利上げについてはハト派的なスタンスになるとの見方から、長めゾーン中心に買いが入った。これまで買い控えていた投資家の需要が期待されたようだが、それでも結果公表直前では、買戻しを含んだ一部の先回り買いに留まり、上げ幅は限定的に見えた。またこの日は、期越えとなる2週間物共通担保資金供給(利率0%)が行われたが、政策変更が予想されていることもあり前回の1.2兆円を上回る2.3兆円の応札があった。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年3月15日)

債券相場は下落。18~19日に開く金融政策決定会合での金融政策の正常化観測が強まる中、前日の米PPIの上振れで米金利が上昇した流れを受け、朝方の長期金利は3カ月ぶりの水準(0.795%)に上昇するなど売りが優勢だった。半面、この日の国債買い入れオペでは、長期や中期ゾーンの需給改善が示され、午後からは下げ幅を縮める展開となった。注目の、連合がこの日公表する労使交渉の第1回回答集計結果が夕方発表され、平均賃上げ率が5.28%と昨年を上回り33年ぶりの水準となるも、市場は、大手企業の軒並み満額回答を受けて、幾分織り込んでいたこともあり、マイナス金利解除後の市場動向(買い需要の増加)を期待して、先物が夜間取引でさらに上昇する動きが見られた(145円28銭 16:45)

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1500億円、1-3年3750億円、3-5年4250億円、5-10年4750億円、25年超750億円。
応札倍率は、2.02、2.09、1.70、3.68倍。


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JGBトレーディングフロア(2024年3月14日)

債券相場は下落。米長期金利の上昇を受けて売りが先行、前日には楽観的な見方だったこの日の20債入札もやや低調な結果となり、売りが膨らんだ。マイナス金利解除など日銀の金融正常化を左右する春季労使交渉(春闘)で、大企業が軒並み昨年を上回る賃上げ要求に満額回答しており、次回会合でのタカ派的なスタンスへの警戒感が漂い始めたことも相場の重しとなった。

【メモ】
☆20年債入札(187回リオープン、CPN1.3%)落札結果
最低落札価格95円70銭(1.585%)、平均落札価格96円08銭(1.559%)、
応札倍率3.01倍(前回3.85倍)、(事前予想価格96円05銭)


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JGBトレーディングフロア(2024年3月13日)

債券相場は超長期債を中心に小幅上昇。明日行われる20年債入札に対する楽観的な見方が長めのゾーンへの買いにつながった。もっとも来週の政策決定会合を前に春闘の行方に関心が向いており、市場参加者の多くは様子見のスタンスとも聞かれた。15日に公表される集計結果が上振れるとマイナス金利解除後の利上げペース加速が意識され金利の上昇圧力が強まるとの見方もあることから、本日のトヨタ自動車の賃上げの満額回答報道で、一時先物が売られる場面も見られた。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2024年3月12日)

債券相場は小幅安。前日に続き18、19日に開く日銀金融政策決定会合でマイナス金利政策解除やYCCの撤廃観測を背景に売りが優勢だった。一方、警戒されていた5年債入札が無難な結果となり、先物は上昇に転じる場面があった。また注目された日銀植田総裁の国会答弁(参院財政金融委員会)では「個人消費は価格上昇幅が大きかった食料品日用品などの非耐久財消費に弱めの動きがうかがわれる」としたが、債券相場への影響は限られた。

【メモ】
☆5年債入札(166回、CPN0.4%)落札結果
最低落札価格100円11銭(0.376%)、平均落札価格100円13銭(0.3725)、
応札倍率3.99倍(前回3.44倍)、(事前予想価格100円10銭)


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