JGBトレーディングフロア(2020年1月8日)

債券相場は上昇。取引開始前にイランが米軍の駐留するイラクの基地を攻撃したことを受けて、リスク回避の買いが強まった。その後、両国の要人発言などのヘッドラインで、先物も上下したが、米軍の被害が限定的だったことや、イランが報復の完了を表明したことで、午後は相場の上げ幅を縮小、加えて明日の30年債入札に向けた調整なども上値をおさえる形となったようだ。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年1月7日)

債券相場は下落。前日の米金利が上昇した流れを引き継いで売りが先行した。この日実施された10年債入札は順調な結果となり、一時、先物などに買い戻しの動きが見られたものの、超長期債が大きく売られたことで相場を押し下げ、利回り曲線はスティープ化した。

【メモ】
☆10年債入札(357回債,CPN0.1%)入札結果
最低落札価格101円03銭(-0.005%)、平均落札価格101円05銭(-0.003%)、応札倍率3.70倍(前回3.28倍)。(事前予想中央値101円01銭)


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JGBトレーディングフロア(2020年1月6日)

令和2年大発会の債券相場は上昇。米国とイランの情勢緊迫化を背景にリスク回避の買い圧力が掛かったが、一方で日銀がこの日実施された買いオペでは残存10-25年ゾーンの落札結果が過去最高の5.09倍になるなど需給の緩みが示され、午後からは一転、売られる展開となり上げ幅を縮めた。明日の10年債入札に対する警戒感も強まったようだ。


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JGBトレーディングフロア(2019年12月30日)

大納会の債券相場は上昇。取引参加者が減る中、年末年始の海外市場でリスク回避の動きが活発化する可能性が警戒され、買い圧力が強まった。一方で休場明け後に10年債と30年債の入札を控えているため、上値を追う動きは限られたようだ。

1/6 日銀買いオペ(1-5,10年超)/ 自動車販売台数(12) /【欧】ユーロ圏総合,サービス業PMI(12) /【中】中国財新サービス業PMI(12)

1/7 国庫短期証券(3カ月)入札 / 10年債入札 / 経済三団体が新年祝賀会,会見 / マネタリーベース月末残高(12) /【米】家電見本市「CES(ラスベガス) / 貿易収支(11) / 製造業受注(11) / 耐久財受注(11) / ISM非製造業総合景況指数(12) /【欧】ユーロ圏小売売上高(11) / ユーロ圏CPI(12) /【中】外貨準備高(12)

1/8 毎月勤労統計(11) /【米】ADP雇用統計(12) /【欧】ユーロ圏景況感指数(12) / ユーロ圏消費者信頼感指数(12) / 独製造業受注(11) /【他】北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長誕生日

1/9 国庫短期証券(6カ月)入札 / 30年債入札 /【米】クラリダFRB副議長講演 / セントルイス連銀総裁講演 / ニューヨーク連銀総裁講演 /【欧】ユーロ圏失業率(11) / 独貿易収支(11) / 独鉱工業生産(11

1/10  国庫短期証券(3カ月)入札 / 国債買いオペ(1-10) / 景気先行指数(11) /【米】雇用統計(12) /【欧】英鉱工業生産(11)

 


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ウィークリーレポート(2019年12月27日)

12月第4週は日経平均+21円とクリスマスを挟んだ週という事もあり、値動き・出来高ともに低調となりました。日本市場も残すところは年内あと1営業日という事で、来年の見通しについて考えてみたいと思います。

2019年は米中貿易摩擦に振り回された1年でした。結果だけみれば、米中相互に関税を引き上げたものの、年末の貿易協議合意第1段により、さらなる関税引き上げが一旦はとまり、関税引き下げの可能性が見えてきました。また、2019年年初にはパウエル議長の利下げ容認発言が前年末の株価急落を跳ね返し、今年の株高を大きく後押ししました。

さて、年明け2020年、1月には米中貿易協議の合意第一弾への署名が行われるのではないかと思いますが、その後は合意第2弾への楽観的な思惑、特に関税引き下げへの思惑が出てくるかもしれません。また、金融政策については パウエル議長は2020年いっぱいは現状の金利水準の据え置きを示唆しており、引き続き株高へ追い風となりそうです。

当期及び来期の加重平均で日経平均の予想EPSを見ると、足元では2017年をピークに下落し続けています。米中の貿易摩擦緩和が企業業績を後押しし、仮に2017年程度まで予想EPSが上昇するなら高値27000円まで意識されそうです。目先は当期の決算や配当に注目が集りやすく、高値を目指す動きは4月以降になるかと思います。2020年は楽観的に21500~27000の想定です。

リスク要因としては、米中の貿易協議難航/対立激化はもちろんのこと、米国CPIの動向にも注意が必要です。直近のFOMCではハト派な見通しを示していましたが、CPIが上昇し始めると一転、利上げ観測が出来る可能性があります。また、日本市場では日銀がETF貸出制度スタートをします。新規に売りポジションが取りやすくなるイベントとしては、JPX400先物上場やビットコイン先物上場のように相場の天井になるイメージがあります。

(Bloomberg)米10年債利回り、2%が注目すべき数字に-今後1年間の展望
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-23/Q2XZFIT0AFB901

年間の投資部門別売買動向(12/20までの暫定値)を見ると、個人・投信の売りに海外・事法・自己(日銀)が買うという構図になりました。事法の買いは2006年以降最大で、2020年も引き続き自社株買いや親子上場解消のTOBなどがテーマになりそうです。


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