JGBトレーディングフロア(2024年9月2日)

債券相場は下落。先週末に米国での経済指標を受けて急激な利下げ観測がいったん後退し金利が上昇基調となった流れを引き継いだほか、明日の10年債入札を警戒したポジション調整の売りが、上値が抑える形となった。ただ、日銀による早期の利上げ観測は後退しており、積極的な現物売りも出にくいとことから、入札が波乱になるといった見方も少ないようだ。今週末に発表される米雇用統計の結果を見極めたいとの声も聞かれ、今週は、もみ合い継続といったところか。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年8月30日)

債券相場は下落。長期金利は一時約3週間ぶりの高水準(0.905%)を付けた。米国でGDPの上方修正や国債入札の低調を受けて長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、国内債も売りが先行した。また朝方発表となった8月の東京都区部CPIが予想をやや上回ったことも、追加利上げ観測に繋がり売り圧力となった。ただ売り一巡後は様子見となり、取引終盤は、買戻しも入って下げ幅を縮めた。中長期債には月末の投資家買いも入ったのではとの見方だが、市場は来週の米雇用統計待ちといったところのようだ。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2024年8月29日)

債券相場は先物や中期債が上昇。この日行われた2年債入札が予想外に強い結果となったことを受け、午後から中期ゾーンを中心に買い戻しが優勢になった。一方、超長期ゾーンは需給懸念を背景に軟調に推移し、イールドカーブはがスティープ化した。中長期債については、これまで利上げを待って十分買えていない投資家が、今年度上期末を考えて債券投資を積む需要があったとの見方や、米半導体大手Nビディア決算を受けた株価の調整が、リスク回避を連想させ、先物の下支えになったとの声も聞かれた。

【メモ】
☆2年債入札(464回、CPN0.4%)落札結果
最低落札価格100円02銭5厘(0.387%)、平均落札価格100円02銭8厘(0.385%)、応札倍率5.54倍(前回4.19倍)、(事前予想価格100円00銭5厘)


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ウィークリーレポート(2024年8月30日)

8月最終週の日経平均は週間で+0.74%と3週続伸、NYダウは+1.90%と上昇、ユーロストックス50も+0.82%と4週続伸となりました。

注目を集めていたNvidiaの決算は市場予想を下回り、週間で▲9.11%となりましたが、日経平均は前週比プラスと底堅く、また半導体セクターのウェイトの大きい台湾加権指数▲1.98%、フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数▲1.02%と小幅な下落にとどまっており、Nvidia以外への波及は限定的でした。
8月5日の暴落による需給改善の効果が大きかったとみられ、これらのセクターに買いが溜まるまで次の下落はないと考えた方が良さそうです。

日経VI指数は21.01ptと7月末21.39ptを下回り、ブラックマンデーの暴落は完全に無かったことに。米国ハイイールドスプレッドも3.43%と落ち着いており、2番底警戒の声とは裏腹に、リスク指標はリスクオンモードを示唆しています。
2番底警戒のショートが踏み上げられるのを狙って、C40000円の買いなど面白いかもしれません。


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JGBトレーディングフロア(2024年8月28日)

債券相場は下落。日銀の氷見野副総裁がこの日、経済・物価見通し実現の確度が高まれば、緩和度合いを調整することが基本と述べた(山梨県金融経済懇談会)ことで、売りが優勢となった。ただ内容は、前週末の植田総裁の国会答弁を踏襲したものでもあり、これまでの姿勢と変わらないことから、その後の下げは限定的で、先物は取引終盤にやや持ち直す動きとなった。全般、前日に続いて取引はやや低調で、日銀の追加利上げ観測は燻るものの、米金利の低下圧力もあって、積極的には動きづらい状況が続いている。

【メモ】
日銀氷見野副総裁挨拶「最近の金融経済情勢と金融政策運営(山梨県金融経済懇談会)」


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