JGBトレーディングフロア(2024年12月25日)

債券相場は上昇。注目されたこの日の植田日銀総裁の講演(経団連主催)は、「金融緩和調整のタイミングやペースは今後の経済・物価・金融情勢次第だ」と説明、ハト派だった19日の日銀会合後の会見と大きく変わっていないとの見方から買いが優勢だった。
海外投資家がクリスマス休暇中ということもあり、先物取引もやや低調で、積極的な動きは限られたようだ。

【メモ】
☆植田日銀総裁講演「2%物価目標の実現とわが国経済」(日本経済団体連合会審議員会)
https://www.boj.or.jp/about/press/koen_2024/data/ko241225a1.pdf


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2024年12月24日)

債券相場は中長期債が下落。前日の米長期金利の上昇を受けて売りが優勢となった。
市場参加者が減少する中、明日25日に予定される日銀総裁の講演(経団連主催)を見極める姿勢も強かった。
金融政策決定会合後の会見が市場でハト派的に受け止められ、その後の為替相場もドル高に振れたため、発言トーンに変化があるか注目されているようだ。
この日の流動性供給入札残存期間(15.5年超39年未満)は強めの結果となり、超長期債は買われた。

【メモ】
☆流動性供給入札(420回、残存期間15.5年超39年未満)落札結果
募入最大利回り較差 -0.016%、募入平均利回り較差-0.017%、応札倍率3.56倍(前回3.17倍)


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JGBトレーディングフロア(2024年12月23日)

債券は下落。先週末の米長期金利低下の流れを引き継ぎ先物は上昇して始まったが、買い一巡から、持ち高調整の売りが出て下げに転じた。
年末が近づき積極的な売買は手控えられる中、25日に予定されている日銀植田総裁の講演は、先週の決定会合後の会見が予想以上にハト派と市場が捉え、1月利上げの見送りを織り込む側面から、やや中立に戻すような発言に対する警戒感もあり、見極めるまでは次のポジションを傾けにくいとの声も聞かれた。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2024年12月20日)

債券相場は大幅上昇。前日の日銀の植田総裁の会見がハト派的だったことから来年1月の利上げ観測が後退、買いが優勢になった。この日の定例日銀国債買入れオペも需給面から相場上昇を後押しした。金利スワップ市場では来年1月会合での確率は3割台(18日は1月までで6割台)に低下するなど、1月の利上げ見送りを織り込みつつあり、次回3月会合までの期間収益を求めて投資家も動き出したとの見方。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3250億円、3-5年3250億円、5-10年3750億円、10-25年1500億円。応札倍率は、それぞれ2.84、3.99、2.45、1.68倍。


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JGBトレーディングフロア(2024年12月19日)

債券相場は下落。米FOMCで利下げペースの鈍化が示され米長期金利の大幅上昇を受けて国内債も売りが先行、その後、この日の日銀政策決定会合で金融政策を現状維持としたことで一時先物などが買い戻されたが、引け後に行われる植田日銀総裁の会見に対する警戒感が相場の重しとなった。
15時30分から行われた会見で植田総裁は、来年の春季労使交渉の情報がもう少し必要と述べたことや、米次期政権の政策巡る不確実性についても言及したことなどを市場はおおむねハト派的と捉え、ドル円相場がドル高に振れるとともに先物の夜間取引で一時142円51銭まで上昇した。

【メモ】
☆植田総裁会見主な発言(出所:Bloomberg)
「賃金と物価の好循環の強まりを確認するという視点から、来年の春季労使交渉に向けたモメンタムなど今後の賃金の動向についても少し情報が必要と考えている」
「わが国経済・物価を巡る不確実性は引き続き高い」
「金融・為替市場の動向や経済・物価への影響を十分注視」
「為替の変動が物価に影響を及ぼしやすくなっている」
「現在の実質金利は極めて低い水準にある」
「見通し実現すれば政策金利引き上げる」
「利上げタイミング、データを丹念に点検して判断」
「1月会合であれば支店長会議の結果も参考にするということになる」
「米次期政権の政策巡る不確実性大きい状況続く-経済は堅調に推移」
「米次期政権の政策、世界経済にも影響及ぼし得る」
「政策は特定のデータを待たなければいけないことはない」
「為替の物価への影響、常に注意深く見ている」
「現時点で賃金に関する情報少ない、慎重な判断の一つの理由」
「非伝統的手段を今後全く採用しないこと宣言するわけではない」
「輸入物価落ち着いていることも考慮し、為替の影響を判断」
「春闘モメンタム、3月の1次集計に至らずとも分かる可能性」
「タイミング遅れれば、中立金利到達までの利上げペース早まる」
「データはオントラックできている、見通し確度上がっている」
「賃金について次回会合までにどこまで分かるか、予想し難い」


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