ウィークリーレポート(2018年10月08日)

 

10月第一週は日経平均▲1.39%と9月急騰した事もあり反落でスタートとなりました。NYダウは▲0.04%の小幅下落ですが、NASDAQは週間で▲3.21%の大幅安となりました。原油高と堅調な米国経済を背景に、米国長期金利は+17bpの3.23%まで上昇しています。

セクターでは、金利上昇を反映して銀行、保険セクターが上昇した一方、不動産は下落、また原油高を背景に卸売り、石油・石炭セクターも上昇しました。

海外投資家の売買動向は、9月最終週は現物・先物合算で1724億円の買い越しでしたが、10月に入ってからは外資系証券の先物手口は14977枚の売り越しとなっており、9月中旬からの上昇も一旦休憩となりそうです。

米国金利高からグロース株(NASDAQ)下落の構図は今年1月末の急落局面と同じ構図で、今後の展開に注意が必要です。裁定買い残は2.56兆円と今年5月以来の2.5兆円超えとなりました。年初の高値を付けたタイミングでは3.42兆円でしたので、投機筋はまだ買い余地を残しており、指数レベルでは押し目を探る展開となりそうです。


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