小幅安継続(2017年7月25日)


株式市場概況

 日本株は小幅安となり、TOPIX指数は前日比‐0.28%の1,617ポイント、日経平均株価は‐0.1%の19,955円で取引を終えました。寄付き後は日経平均株価で2万円に戻す動きもありましたが、為替が円高ドル安に動きていることが嫌気され、上値の重い展開となりました。昨晩の米国市場引け後に発表された、アルファベットの決算が市場予想に届かず3%弱下げたことも日本株の足を引っ張りました。
市場では足元好調だった任天堂(7974・前日比‐940円・終値35,300円)の株価の下落が注目されました。新端末Switchの売上が好調で買われている任天堂ですが、明日の16時に決算発表を控え、予想PER45倍と高いこともあり、利食い売りに押されています。決算結果が予想を上振れると買われるでしょうが、明日も利食い売り優勢となりそうです。
 セクター別では値上がりが6、値下がりが27、上昇率上位は石油石炭、輸送用機器、非鉄金属、下落率上位はパルプ紙、その他製品、空運となりました。スタイルインデックスではREIT指数、東証2部、マザーズが上昇した一方で、TOPIXスモール、TOPIXミッド400、ラージ70が弱くなりました。
 今晩から2日に渡ってFOMCが開催されます(政策は現状維持見通し)。

マザーズ市場概況

 マザーズ指数は前日比4.90ポイントの1187.07ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は111(47.4%)、下落銘柄数は113(48.3%)、変わらずは10(4.3%)、売買代金は前日比-99億円の1103億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比60、終値6,160)、そーせいグループ(4565、前日比170、終値11,880)、リミックスポイント(3825、前日比93、終値1,251)、下落寄与度上位銘柄はジーエヌアイグループ(2160、前日比-28、終値654)、メタップス(6172、前日比-155、終値3,685)、ベイカレント・コンサルティング(6532、前日比-55、終値2,088)となりました。売買代金上位銘柄はサイバーステップ(3810、前日比310、終値3,900)、ASJ(2351、前日比500、終値2,833)、アンジェス(4563、前日比4、終値814)でした。
マザーズ先物は前日比7ポイントの1168ポイントで一日の取引を終えました。出来高は773枚でした。



本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です