株式市場概況
日本株は積極的な売買が控えられる投資環境ながらも高値圏で底堅い動きとなり、TOPIX指数は前日比+0.05%の1612.21ポイント、日経平均株価は+0.1%の20,153円となりました。先週末に米国市場で原油価格が反発したことから関連銘柄が強かった半面、米国で金利が上がらないことから金融関連が弱くなりました。
セクター別では値上がりが19、値下がりが14、上昇率上位は鉱業、その他製品、食料品、下落率上位は証券・商品、保険、海運となりました。スタイルインデックスではマザーズ、東証2部指数、TOPIXスモールと小型株が強い展開となりました。
個別株では本日朝にエアバックメーカーのタカタ(7312)が民事再生法の適用の申請を行いました。株の取引は終日売買停止となっていました。引け時点の気配を見ると、買い310万株に対し、売り780万株と前日の引け値160えんから110円に下がりそうなものとなっています。自動車各社は取り立て不能や遅延の怖れがある債権の発生を発表しましたが、多くは貸倒引当金を計上しており「業績への影響は軽微」とのことです。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比26.80ポイントの1202.4ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は176(74.6%)、下落銘柄数は54(22.9%)、変わらずは6(2.5%)、売買代金は前日比-535億円の1292億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比180、終値6,780)、リミックスポイント(3825、前日比300、終値1,597)、そーせいグループ(4565、前日比320、終値12,790)、下落寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779、前日比-19、終値1,539)、アンジェス MG(4563、前日比-22、終値681)、シリコンスタジオ(3907、前日比-850、終値5,510)となりました。売買代金上位銘柄はリミックスポイント、アカツキ(3932、前日比500、終値9,330)、モブキャスト(3664、前日比138、終値1,202)でした。
マザーズ先物は前日比22ポイントの1180ポイントで一日の取引を終えました。出来高は436枚でした。
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