寄付き下げるもその後は強く、結局前日比ほぼ変わらずに(2017年5月15日)


株式市場概況

 日本株は円高や米国株の若干の下落を受け小安く始まったものの、投資家の押し目買い意欲が強く下げをほとんど取り戻し、TOPIX指数は前日比-0.04%の1580ポイント、日経平均株価は-0.07%の19,869円で取引を終えました。
 日本時間はドル円が円安ドル高方向に動いたため(113円20銭→113円50銭)、株も買われました。セクター別は上昇が15、下落が18、上昇率が大きかったのは不動産、水産農林、建設、下落率が大きかったのは鉄鋼、鉱業、石油石炭でした。スタイルインデックスではマザーズ、TOPIXグロース、ミッド400が上昇、一方でTOPIXバリュー、TOPIXスモール、TOPIXラージ70の下落が大きくなりました。決算発表後であることからグロースが買われました。

 中国の経済指標は小売売上高(4月・前年比)が+10.7%(前月+10.9%)、鉱工業生産(同)が6.5%(前月+7.6%)、固定資産投資(4月・年初来前年比)+8.9%(前月+9.2%)とすべて前月比で悪化しました。このところ中国株が下落傾向にあるため、経済指標の悪化はかなり気になるため、今後も中国経済の動向に注目しておきたいところです。

マザーズ市場概況

 マザーズ指数は前日比3.47ポイントの1063.9ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は104(44.3%)、下落銘柄数は123(52.3%)、変わらずは8(3.4%)、売買代金は前日比68億円の1102億円と前日比で増加しました。
上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比340、終値6,700)、じげん(3679、前日比204、終値1,512)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比26、終値517)、下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-780、終値11,160)、ディー・ディー・エス(3782、前日比-80、終値966)、CYBERDYNE(7779、前日比-27、終値1,534)となりました。売買代金上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-780、終値11,160)、ミクシィ(2121、前日比340、終値6,700)、アカツキ(3932、前日比370、終値6,180)でした。

マザーズ先物は前日比6ポイントの1051ポイントで一日の取引を終えました。出来高は69枚でした。



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