堅調な動きに日経平均株価は50日と100日移動平均に迫る(2017年4月25日)


株式市場概況
 本日は不安視されていた北朝鮮の動きもなく、日本株は堅調な展開となりTOPIX指数は前日比+16.02ポイント(+1.07%)の1519.21ポイント、日経平均株価は+203.45円(+1.08%)の19,079円となりました。日経平均株価が19,000円台に乗せたのは3月30日以来、19営業日ぶりです。市場の恐怖感を示す日経VI指数は前日比-1.2ポイントの15.59ポイントと3月21日以来の低水準となり、オプション市場は完全に連休前の売りモードとなったことが窺えます。
 ドル円は1ドル=110円20銭と昨日の日本の株式上引け時点とほぼ変わらず、JGB先物は前日比+7銭の151円5銭で取引を終えました。
 セクター別では保険、証券・商品、非鉄金属が強く、値下がりは情報・通信、医薬品の2セクターとなりました。スタイルインデックスではREIT指数のみが下落、昨日下落したマザーズ指数の下落が目立ちました。

 チャートに目をやると、日経平均株価は50日移動平均線と100日移動平均線のある19,090円に戻ってきました。明日にはトランプ政権による減税政策の発表も予定されており、上抜けも期待されます。


マザーズ市場概況
 マザーズ指数は前日比15.98ポイントの1004.27ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は184(82.1%)、下落銘柄数は33(14.7%)、変わらずは7(3.1%)、売買代金は前日比193億円の916億円と前日比で増加しました。
上昇寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比250、終値11,450)、ミクシィ(2121、前日比50、終値5,690)、CYBERDYNE(7779、前日比24、終値1,521)、下落寄与度上位銘柄はじげん(3679、前日比-16、終値1,180)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比-2、終値505)、エニグモ(3665、前日比-26、終値2,073)となりました。売買代金上位銘柄はジーエヌアイグループ(2160、前日比-2、終値505)、アカツキ(3932、前日比240、終値5,510)、そーせいグループでした。

マザーズ先物は前日比15ポイントの997ポイントで一日の取引を終えました。出来高は473枚でした。



本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です