株式市場概況
TOPIX指数は前日比+17.77ポイント(+1.16%)と大きく上昇し、1,553ポイントで引けました。注目されたトランプ大統領の議会演説は、特にこれといった内容はありませんでしたが、無難にこなされたことが評価され、日本株は上昇幅を広げました。米国S&P500先物のナイトセッションは、16時時点で前日引け比+3.75ポイントと可もなく不可もなくという水準にあります。
セクター別では機械、保険、証券・商品の上昇が大きく、下落はパルプ紙のみとなりました。スタイルインデックスでは日経平均、TOPIXコア30、ラージ70と大型株の上昇が目立つ展開となりました。
今晩の米国市場は、トランプ大統領の演説がどのように評価されるのかで大いに注目したいところです。また、今週末3日にはイエレン議長の講演があります。ここのところFRB関係者より利上げに関してタカ派な発言が目立ちます。そのため3月の利上げ確率も78%まで上昇してきています。株式市場はトランプ大統領の方ばかり見て、あまり金融政策に目を向けてこなかったように感じられます。今から15日の利上げを織り込み始めるとすると、ダウンサイドが大きいようにも見え、今後の動向に注目したいところではあります。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比10.45ポイントの1069.76ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は107(47.1%)、下落銘柄数は111(48.9%)、変わらずは9(4.0%)、売買代金は前日比-286億円の1380億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はジーエヌアイグループ(2160、前日比100、終値616)、Gunosy(6047、前日比164、終値2,813)、ミクシィ(2121、前日比35、終値4,905)、下落寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779、前日比-33、終値1,727)、オンコセラピー・サイエンス(4564、前日比-5、終値272)、ドリコム(3793、前日比-88、終値2,458)となりました。売買代金上位銘柄はジーエヌアイグループ、そーせいグループ(4565、前日比100、終値13,200)、アスカネット(2438、前日比55、終値2,247)でした。
マザーズ先物は前日比13ポイントの1070.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は690枚でした。
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