日経平均高配当株50指数ETFに関して

日経高配当株50指数ETFが2月13日より上場されます。

日経平均高配当株50指数は日経平均構成銘柄のうち配当利回りの高い50銘柄から構成される、配当利回りウェート式の株価指数で、それプラス流動性を加味した指数となっております。また、指数でよく問題指摘される、一銘柄へのウェートの偏りをなくすため、一銘柄のウェートが5%以内となるようにウエートキャップがつけられています。

 

高配当銘柄が集められたこの指数のパフォーマンスが気にかかるところなので、以下に示してみました。ここでは配当の効果を見るために、配当を再投資して作成されるトータルリターンインデックスを使い、日経平均とその動向を比較してみました。比較のために2002年1月4日の値を100としました。

チャート1を見ると、日経平均高配当株50指数が日経平均を大きくアウトパフォームしていることが分かります。

リスクはいかがでしょう。各々のボラティリティを見たのがチャート2です。

多くの期間において、日経高配当株50指数のボラティリティの方が低くなっております。

以上の観点から見ると、日経高配当株50指数は収益面でもリスク面でも大変優れたものとなっております。そのため、年金の運用やそのほか長期的な運用に、この指数を基にしたETFを組み入れることにより、良い結果がもたらされることでしょう。

日経平均との違いを感じていただくため、表1に寄与度トップ10銘柄を掲載いたしました。

チャート1(緑線:日経平均高配当株50指数、青線:日経平均)

チャート2(緑線:日経平均高配当株50指数、青線:日経平均)

表1.各指数のウェイトトップ10

 

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