JGBトレーディングフロア(2025年5月23日)

債券相場は上昇。大幅に上昇していた超長期金利が一転して低下(債券価格は上昇)した。米長期金利が3営業日ぶりに低下した流れで、債券に打診買いが入った。またこの日の日銀国債買い入れオペで5-10年ゾーンの応札倍率は1倍台と売り圧力が限定的となっていることが示されたことも相場を支えた。来週28日に40年債入札を控える中、既発40年債の入れ替えらしき動きが、この日の相場上昇のきっかけとなったとの見方。足元でのイールドカーブのスティープ化が際立っていたため、フラットニングバイアスも強まったようだ。ただ、この動きが、直ちに投資家の買い姿勢を強めるとはいかないとの見方のようで、むしろ超長期債の売買に慎重になる可能性があるとの声も聞かれた。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年2750億円、3-5年2750億円、5-10年3000億円、10-25年1350億円。応札倍率は、それぞれ2.21、2.28、1.76、2.32倍。


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