トランプ氏の大統領選勝利後、主要国で株価の上昇が見られています。しかし、ドル高の動きもあるため、短銃な数値の比較ではどの国の株価が最も強くなっているのか捉えにくくなっています。そこで、各国の株価をドル建てに変換し、その動向を見てみました。
株価は選挙動向を織り込んでいない11月8日の終値を100としました。動向を示したのが下のチャート1です。
現在の値上がり率を見ると、本国である米国の値上がりがトップ、それに英国、欧州、日本と続きます。そして中国は11月末まではラリーに連動していたのですが、12月以降は独自の動きとなり、11月8日と比べて下落する結果となっています。
為替動向も見ておきましょう(チャート2)。これも11月8日を100として指数化したものですが、各国の為替動向と比較して日本円の売られ方がきついことが分かります。人民元(紫+□)の下落が良く取り上げられますが、2%ほどしか下げておらず、Brexitで通貨安が取りざたされている英国ポンドの下落も同程度であることが分かります。
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