債券相場は小幅安。この日の中期債対象の流動性供給入札が弱めの結果となり、売りが優勢となった。一方、バイデン米大統領の次回大統領選の撤退表明で、インフレや財政拡大による米長期金利の上昇を狙ったトランプトレードが巻き戻されるとの観測が相場を下支えした。バイデン氏の撤退は織り込み済みで影響は限定的とみる一方で、トランプ氏が優位とも限らず、とりあえず今晩の米債券市場の動向を見極めたいとして、取引終盤は小動きとなった。
【メモ】
☆流動性供給入札(410回、残存期間1年超5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 -0.008%、募入平均利回り較差-0.012%、応札倍率3.26倍(前回3.60倍)。


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