債券相場は下落。前日の海外時間で更に円安が進行し、日銀の政策変更観測の高まりから売り先行で始まった。その後、この日の10年債入札を無難に通過したことで先物などを中心に一時下げ幅を縮めたが買いの勢いは弱く、取引終盤にかけて押し戻された。前日の日銀短観で企業の景況感改善や緩やかな物価上昇が再確認され、次回会合での日銀のタカ派的な政策を警戒する向きが売りの水準を切り下げてきているとの声も聞かれた。
【メモ】
☆10年債入札(375回、CPN1.1%)落札結果
最低落札価格100円06銭(1.093%)、平均落札価格100円08銭(1.091%)、
応札倍率3.23倍(前回3.66倍)、(事前予想価格100円04銭)


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