債券相場は下落。前週末の米国金利上昇に加え、日銀の利上げやオペ減額観測を背景にした売りが続いた。またこの日の新発の物価連動債入札が事前予想を上回る順調な結果となり、期待インフレの上昇が示唆されたことも重しとなった。新発10年債利回りは昨年11月1日に付けた0.970%を超え、13年5月以来の水準に上昇(0.975%)。明日21日に日銀の「金融政策の多角的レビュー」に関する第2回ワークショップを開催することもあり、関係者の発言等を警戒して動きづらいとの声もあった。
【メモ】
☆10年物価連動債入札(29回、CPN0.005%)落札結果
発行価格105円70銭、(0.545%)、
応札倍率4.27倍(前回3.00倍)、(事前予想価格105円00銭)


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