債券相場は中長期債中心に下落。前日の日経報道などもあり、日銀の利上げペースが速まることへの警戒感が強まる中、この日の流動性供給入札が弱めな内容となったことから、売り圧力が強まった。この日から日銀当座預金に0.1%の付利が適用され、無担保コール(ON)が0.1%を上回るケースも見られ(平均は0.074%)、またレポ翌日物もプラス圏に浮上するなど、短期~中期債の利回りが切りあがった。前日の米FOMCでは、政策と年内3回利下げ予測が据置きとなり米金利は2年債が大きく低下したが、10年債が小幅の低下に留まったことで、国内債への影響は限られた。
【メモ】
☆流動性供給入札(401回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 +0.006%、募入平均利回り較差-0.001%、応札倍率2.90倍(前回4.48倍)。
☆日経~日銀追加利上げ「10月」「7月」観測 円安進行が左右~


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