トランプラリー後初の1%以上の下落(2016年12月29日)

株式市場概況

本日のTOPIXは前日比-18.41ポイント(-1.2%)の1518.39ポイントで取引を終えました。TOPIXが1%以上下落したのは11月9日のトランプショック以来のこととなりました。0.5%以上の下落だと、12月5日の-0.75%がありますが、トランプ氏当選後で最も大きな下落幅となりました。

セクター別では食料品のみが小幅に上昇しました。下落上位は海運、鉄鋼、銀行などトランプラリー後買われたものが目立ちました。スタイルインデックスではREIT指数のみが上昇。米国金利が下がるとREITが強いというアノマリーが継続しました。下落上位はTOPIXバリュー、日経平均、ラージ70、コア30でした。

個別では、東芝(6502、前日比‐52.9円、終値258.7円)が連日の大幅安となりました。ザラバの安値232円からはリバウンドしており、明日以降の展開が注目されます。タカタ(7312、前日比+100円、終値707円)がストップ高となりました。米司法省と欠陥問題を1,000億円で和解するとの報道で買われました。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-7.08ポイントの931.44ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は48(22.5%)、下落銘柄数は157(73.7%)、変わらずは8(3.8%)、騰落レシオ(25日)は86.94、売買代金は前日比-159億円の714億円となりました。

下落寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779、前日比-23円、終値1633円)、JIG-SAW(3914、前日比-170円、終値6130円)、モブキャスト(3664、前日比-74円、終値891円)となり、上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比20円、終値4265円)、日本アセットマーケティング(8922、前日比6円、終値164円)、モルフォ(3653、前日比120円、終値5380円)、売買代金上位はイグニス(3689、前日比-280円、終値6130円)、そーせいグループ(4565、前日比0円、終値13290円)、モブキャストとなりました。

マザーズ先物は前日比-9.5ポイントの925ポイントで一日の取引を終えました。出来高は279枚でした。

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