株式市場概況
TOPIX指数は前日比+3.3ポイント(+0.21%)の1552.36ポイントで一日の取引を終えました。寄付き後は日銀政策決定会合の結果を前に、前日比変わらず辺りで積極的な取引が控えられる中推移していましたが、日銀政策決定会合の結果が政策に変更がなく、景気判断が引き上げられました。後場に入ると、景気判断の上方修正を受けドル円では円安ドル高の動きが見られ、株は買われました。
個別株では有機EL製造装置で期待されるVテクノロジー(7717、前日比960円、終値12,740円)と大幅上昇しました。上昇の要因は複数社から合計180億円の受注があったと発表されたことでした。東芝(6502、前日比-4.9円、終値458.2円)は東京証券取引所が特設注意市場銘柄の継続を発表したため、下落しました。
セクター別では陸運、水産・農林、不動産など内需が上昇する一方で、鉱業、保険、銀行などが下落しました。スタイルインデックスではREIT、マザーズ、東証2部などの情緒が目立ちました。REITは米国の金利の低下が買い要因となりました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比8.26ポイントの928.27ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は106(49.1%)、下落銘柄数は94(43.5%)、変わらずは16(7.4%)、騰落レシオ(25日)は94.57、売買代金は前日比-17億円の919億円となりました。
上昇寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565,前日比730円、終値13580円)、CYBERDYNE(7779,前日比49円、終値1623円)、ミクシィ(2121,前日比80円、終値4290円)となり、下落寄与度上位銘柄はFFRI(3692,前日比-320円、終値4225円)、モルフォ(3653,前日比-200円、終値4820円)、エニグモ(3665,前日比-99円、終値1428円)、売買代金上位はそーせいグループ、メタップス(6172,前日比-25円、終値3700円)、アカツキ(3932,前日比45円、終値3920円)となりました。
本日東証マザーズ市場に上場したリネットジャパングループ(3556、公募比1320円高、終値3,150円)の初値は公募比+1,700円の3,530円となりました。
マザーズ先物は前日比10ポイントの925.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は229枚でした。
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会