債券相場は下落。米国で債務上限問題を巡る交渉が進展し、デフォルトを回避するとの見方からリスク選好の流れが強まり、米金利が上昇したことや、また堅調な国内株の動きを受けて売りが優勢だった。この日の日銀国債買い入れオペの結果もやや弱めな内容となり、午後は先物中心に下げ幅を拡大した。国内株の上昇は、海外投資家が中心とみられていることもあり、CTAなどの売りが機械的に国債先物に入っているとの見方もあった。
【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。
☆日銀買入オペ(定例)1-3年4750億円、3-5年5000億円、5-10年5750億円、25年超1000億円。応札倍率は、それぞれ1.69、2.21、2.45、4.10倍。


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光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会
最近の10年物国債利回りと国債価格との相関が崩れているように思います。
日常的な買い物を通じて肌感覚としてインフレ進行を感じており、日銀の利上げ判断が間近だとの思いでJGBミニを売り建てましたが、6月限SQが近づいていますが想定したシナリオ通りには動いてくれません。
昨年12月20日の10年物金利上限0.50%への変更直後は金利が上限の0.50%に張り付いて推移し、近い将来さらなる上限引き上げが行われるものと想定しておりました。
ところが金利そのものは0.4%を下回ることが常になっているばかりでなく、国債価格はこれまでの水準とはかけ離れた高めで推移しているように思います。
因みに、10年物国債利回りが0.4%前後の際の国債価格を週末ベースで辿ると、
国債価格 10年物国債利回り
22/12/23 146.09 0.371
22/12/30 145.22 0.408
23/01/20 146.99 0.346
23/03/10 147.89 0.412
23/04/28 148.80 0.375
23/05/19 148.69 0.399
素人ながら国債利回りと国債価格は理論的には強い相関があると理解していたがそれが間違いなのか?
それとも植田新総裁の不思議な力に依るものなのか?
ご教授いただければ幸いです。