堅調な展開に(2016年12月7日)

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株式市場概況

TOPIX指数は前日比+13.42ポイント(+0.91%)の1490.62ポイントで一日の取引を終えました。前場は若干弱含む場面もありましたが、引けにかけては上昇幅を広げる展開となり、引けが一日の高値となりました。

個別では孫正義社長がトランプ次期大統領と会談を行い、米国に500億ドルの投資を行うと発表したことで、ソフトバンクが売買代金を伴い6.2%上昇しました。その他、ソフトバンク・テクノロジー(4726)も買われ、こちらはストップ高となりました。

セクター別では電気ガスセクターの上昇が最も大きくなりました。上昇の要因は原発の再稼働が2016年度末に向けて進むだろうとの見解があったことでした。その他、株価の堅調から証券・商品などへの買いが目立ちました。下落は水産・農林、医薬品、ゴム、食料品と内需ディフェンシブへの売りが継続しています。

スタイルインデックスでは本日も東証2部の上昇率がトップとなりました。昨日に引き続きシャープの上昇が指数を牽引し、前日比の上昇幅である73ポイントのうち、45ポイントがシャープの上昇によるものとなりました。一方でマザーズ指数は5日連続下落となりました。

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明日は日本で3QGDPの確報値、東京オフィス空室率、倒産件数、景気ウォッチャー調査、中国で貿易収支が発表されます。

 

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-1.02ポイントの897.92ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は111(50.7%)、下落銘柄数は99(45.2%)、変わらずは9(4.1%)、騰落レシオ(25日)は85.90、売買代金は前日比-11億円の909億円となりました。

下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(前日比-460円、終値13460円)、オンコリスバイオファーマ(前日比-253円、終値1148円)、ジーンテクノサイエンス(前日比-214円、終値1561円)となり、上昇寄与度上位銘柄はグリーンぺプタイド(前日比100円、終値753円)、ACCESS(前日比35円、終値695円)、モルフォ(前日比215円、終値5060円)、売買代金上位はメタップス(前日比90円、終値3390円)、そーせいグループ、モブキャスト(前日比-29円、終値1186円)となりました。

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マザーズ先物は前日比-2.5ポイントの898.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は405枚でした。

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