株式市場概況
TOPIX指数は前日比+1.43ポイント(+0.1%)の1423.08ポイントで取引を終えました。寄付きは海外市場の下落や、ここ最近上昇が目立っていた銀行株が安く寄り付いたことなどから前日比マイナスで取引を開始しましたが、10時過ぎに日銀が新しい枠組みの国債の指値オペを通告した辺りから、ドル円が円安に振れ始め、株価も反転しました。指値オペは実勢よりも高い金利水準で行われたため、応札額はゼロでしたが、10年金利は昨日までの上昇から一転し、現在‐0.001%と0%を若干下回る水準で取引されています。
セクター別では空運、鉱業、食料品が上昇する一方で、このところ物色が目立っていた証券・商品、保険、銀行などが下落しました。金融関連への物色は一旦クールダウンし、出遅れ株が買われた形となりました。
スタイルインデックスも同様の動きとなりバリューのみが下落しました。小型株の堅調は継続しています。
その他、カジノ関連やロシア関連にも物色の動きが見られました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比13.30ポイントの920.45ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は129(57.8%)、下落銘柄数は79(35.4%)、変わらずは15(6.7%)、騰落レシオ(25日)は92.85、売買代金は前日比-53億円の824億円となりました。
上昇寄与度上位銘柄はそーせいグループ(前日比600円、終値15610円)、ミクシィ(前日比65円、終値3845円)、イグニス(前日比1080円、終値8130円)となり、下落寄与度上位銘柄はじげん(前日比-41円、終値1035円)、ベイカレント・コンサルティング(前日比-42円、終値1583円)、エナリス(前日比-20円、終値715円)、売買代金上位はそーせいグループ、イグニス、モブキャスト(前日比123円、終値997円)となりました。
マザーズ先物は前日比10.5ポイントの911ポイントで一日の取引を終えました。出来高は162枚でした。
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