JGBトレーディングフロア(2022年4月13日)

債券相場は超長期債中心に上昇した一方で中期債が下落。前日の米3月CPI公表でコア指数が予想を下回ったことが米長期金利の低下につながり国内債も買いが先行した。ただ、国内株式相場が底堅く推移したことや、この日の日銀買いオペの落札結果がやや弱めだったことで中期債に売りが膨らみ、終盤にかけて上げ幅を縮小した。なお、引け後の円相場が黒田日銀総裁の信託大会での発言をきっかけに、126円台と約20年ぶりの安値を付けた。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4750億円、5-10年5000億円、25年超500億円(事前通告通り)。応札倍率はそれぞれ3.31、2.48、4.7倍。
☆黒田日銀総裁発言(第97回信託大会あいさつ)
「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける」
(感染症からの回復途上にある経済活動)「しっかりと支える」
「輸入コスト起因の物価上昇、家計・企業収益悪化で経済下押し」
「日本のGDPは依然として感染拡大前を下回っている」
「ウクライナ情勢の帰すうと資源価格への影響などに不確実性」など。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です