ウィークリーレポート(2021年2月19日)

2月第3週の株式市場は、NYダウ+0.11%、日経平均+1.69%と続伸となりました。2/15(月)には30年と半年ぶりに日経平均が30,000円を回復しました。バブルを懸念する声が多いですが、30年前のバブル時と異なり、スポットレポートで書いたようにバリュエーション面では行き過ぎた株高とは言えません。ただし、昨年11月から一気に7000円以上の急騰と、株高のペースが速すぎる点には注意です。

日経平均30,000円、バブルじゃないけどスピード違反?
https://kosei.co.jp/wordpress/?p=13385

上記スポットレポートで触れた片側HPフィルターを日経平均・TOPIXの双方で確認すると、日経平均が突出しており、日経ETF売りのTOPIX買いといったツイストオペレーションの可能性など、3月日銀会合までは、ETF購入の有無や運用方法の観測記事などでマーケットがボラタイルになる場面を想定しますが、1月からの緊急事態宣言の影響を考えると次回会合で市場からテーパーリングと見られるような変更は行わず、混乱は一時的なものになると思われます。
週明けは、先月、東証一部へ市場を変更した東芝のリバランスが月末に控え、上値の重い展開が予想されるものの、下落はプット売りのチャンスと捉えたいです。

(ロイター)日銀、市場急変時のETF積極買い入れを明確化へ=関係筋
https://jp.reuters.com/article/boj-etf-policy-idJPKBN2AI173


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です