債券相場は続落。前日の独米国債が、引続き米中の緊張緩和やドイツ財政出動観測などで下落、国内債もこの流れを引き継いで売りが先行、この日に実施された5年利付国債入札の低調な結果を受けて午後から下げ幅を拡大した。長期金利は、過去に日銀のイールドカーブコントロールの下限と見られていたマイナス0.2%をつけ、約1カ月ぶりの水準に戻った格好。
【メモ】
☆5年債入札(140回債リオープン、CPN0.1%)入札結果
最低落札価格101円95銭(-0.302%)、平均落札価格101円98銭(-0.308%)、応札倍率3.61倍(前回4.68倍)。(事前予想中央値101円97銭)

