債券相場は下落。複数の米地区連銀総裁が 相次いで、今後の連続的・追加的な利下げに慎重な発言をしたことで米長期金利が上昇、国内債もこの流れを引き継ぎ、売りが先行した。この日の日銀国債買いオペで長期債の需給の良さが示され(応札倍率が1.88倍)、先物中心に下げ幅を縮めるも、米債の時間外取引が軟調となり、引けにかけて再び売りが優勢となった。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4000憶円、3-5年3600憶円、5-10年4500憶円(金額据え置き)。応札倍率は、3.93倍、2.76倍、1.88倍。
【来週の予定】
8/26 日銀買いオペ(10年超) 景気先行CI指数(6月確報) /【米】耐久財受注(7月) /【欧】G7首脳会議(仏ビアリッツ、最終日)) / 英中銀総裁講演 / 独Ifo企業景況感指数(8月)
8/27 流動性供給入札 / 企業向けサービス価格指数 前年比(7月) /【米】FHFA住宅価格指数(6月) / 米消費者信頼感指数(8月) /【欧】独GDP(2Q)
8/28 韓国をホワイト国から除外する政令が施行 / 第7回アフリカ開発会議開催 /【米】リッチモンド連銀総裁講演 / ベネチア国際映画祭 / ユーロ圏マネーサプライ(7月)
8/29 日銀鈴木審議委員講演,記者会見(熊本市) / 2年債利付国債入札 /【米】米GDP (2Q、改定値) / サンフランシスコ連銀総裁,講演 / 米卸売在庫 (7月) /【欧】ユーロ圏景況感指数(8月) / 独失業率(8月) / 独CPI(8月)
8/30 日銀買いオペ(1-5年,5-10年) / 東京CPI(8月) / 小売売上高(7月) /【米】個人所得,個人支出(7月) / ミシガン大学消費者マインド指数(8月) /【欧】ユーロ圏CPI(8月) /【他】韓国中銀,政策金利発表
8/31 【中】中国製造業,非製造業PMI(8月)
9/1 【米】中国からの輸入品に10%追加関税を一部品目対象に発動