JGBトレーディングフロア(2024年5月14日)

債券相場は下落。日銀のさらなる国債買い入れ減額や早期の追加利上げへの警戒感から売りが先行、新発20年債利回りは一時1.77%と2013年以来11年ぶりの水準に上昇した。午後に入って、この日の5年債入札(新回号)は無難な結果となり、先物などで下げ幅を縮小する動きも見られたが金利先高観は根強く15日の米国CPIや16日の20年債入札、17日の日銀買入れオペなどイベントを控えて、ポジション調整的な買戻しが中心との見方。

【メモ】
☆5年債入札(168回、CPN0.6%)落札結果
最低落札価格100円09銭(0.580%)、平均落札価格100円13銭(0.572%)、
応札倍率3.90倍(前回3.88倍)、(事前予想価格100円06銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年5月13日)

債券相場は前週末に米長期金利が上昇した流れを受け継ぎ、売り優勢の展開で始まった後、この日の定例の日銀国債買入れオペで中長期ゾーンのオファー額を減額したことがややサプライズとなり売り圧力が強まった。先週入札のあった30年国債利回りは2.03%と2011年8月以来の高水準を付け、また長期金利指標となる新発10年債利回りも昨年11月以来、およそ半年ぶりの水準(0.940%)に上昇、同月に付けたYCC後の最高水準0.970%に近付いた。
市場では次回6月の金融政策決定会合で本格的に買い入れオペの減額を表明し、7月会合で利上げに踏み切るとの見方もあるようだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3750億円、5-10年4250億円(500億円減額)、10-25年1500億円。
 応札倍率は、1.88、2.26,2.91倍。


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ウィークリーレポート(2024年5月10日)

5月第2週の株式市場は、日経平均▲0.02%とほぼ変わらず、NYダウは+2.16%と4週続伸、ユーロストックス50も+3.32%の上昇となりました。

雇用統計以来の利下げ期待によるリスクオンモードが継続し株高基調となっていますが、日本株は出遅れています。対外体内証券投資で見る海外からの株式投資は、~5/3の週に2688億円の2週連続買い越しとなっており、海外勢の日本株投資が止まったわけではなさそうですが、それ以上に欧米株が先行して買われているようです。
さて、5月といえば、Sell In Mayの格言で例年、急落に警戒する記事などが出回りますが、昨年は米国債務上限問題が危機的と言いながらもギリギリで問題が解消され、その後株高となりました。

ウィークリーレポート(2023年5月12日) – TRADING FLOOR (kosei.co.jp)
https://kosei.co.jp/wordpress/?p=18584

今年は目立ったリスクイベントはありませんが、バリュエーション面で余裕のあった昨年と違い、予想PERから見たむしろダウンサイドに気を付けた方がいい水準で、むしろ警戒感のない時ほど警戒が必要かもしれません。
一方で、日銀短観での大企業の想定為替レートは140円47銭とスポット価格よりも10%近く低く、決算シーズンを迎え、輸出企業を中心にEPSが上昇するようならば、逆に株高の追い風となります。
高いバリュエーションに企業業績が追い付いてくるのを待つ状態で一進一退と見込み、ストラドル売り+ヘッジのオプション買いといった戦略が考えられます。


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JGBトレーディングフロア(2024年5月10日)

債券相場は下落。この日の30年債入札が弱めの結果となり、超長期債には売り圧力が掛かった。ただ、2%を若干上回った最高落札利回り(募入最低価格)での案分比率が9%台と下値では相応の応札があったようで、市場の捉え方は「予想の範囲内」と、中長期ゾーンへの影響は限られた。もっとも引き続き国内金利への先高観は根強く、来週の5年債、20年債入札への警戒感もくすぶっている。

【メモ】
☆30年債入札(82回リオープン、CPN1.8%)落札結果
最低落札価格96円10銭(2.008%)、平均落札価格96円40銭(1.992%)、
応札倍率3.25倍(前回3.47倍)、(事前予想価格96円35銭)


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JGBトレーディングフロア(2024年5月9日)

債券相場は下落。新発5年国債利回りは約13年ぶりの高水準(0.525%)を付けた。日銀植田総裁が前日夕の講演で利上げの前倒しに言及したことやこの日の朝方に発表された4月の金融政策決定会合の「主な意見」でタカ派的な意見が散見され、早期の追加利上げや国債買い入れオペ減額の観測が高まった。明日に入札を控える30年債も一時節目の2.00%をつけたが、生保など最終投資家の買い意欲が入札を通して確認できるかを市場は注視しているようだ。

【メモ】
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