JGBトレーディングフロア(2022年9月15日)

債券相場は超長期債が大幅下落。午後に発表された20年債入札結果で、落札価格の平均と最低の差(テール)が84銭と1987年12月以来の高水準となり不調な結果だったことで売りが優勢となった。投資家需要の強弱を反映する応札倍率も2.51倍と、12年8月以来の低水準だった。長期債相場は日銀の10年債指し値オペによって支えられているものの、この日は、指値オペ対象外の残存9年の363回債(2031年6月償還)が0.260%で取引され、逆イールドが発生した。

【メモ】
☆20年債入札(181回リオープン,CPN 0.9%)落札結果
最低落札価格99円25銭(0.945%)、平均落札価格100円09銭(0.894%)、応札倍率2.51倍(前回3.40倍)。(事前予想価格100円50銭)
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額1869億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年9月14日)

債券相場は、中・長期債が下落し長期金利は3カ月ぶりに0.25%に上昇する一方、超長期債はこの日も買われ、イールドカーブはフラット化した。8月の米CPIの伸びが予想を上回ったことを受けて米長期金利が上昇した流れを引き継ぎ売りが優勢となる中、日銀が指し値オペに加え、通常買い入れオペでも5-10年ゾーンを前回に続いて増額オファーしたことが相場の支えにつながった。
この日は、為替市場における日銀のレートチェック報道もあり、円高に振れたことも材料視された。

【メモ】
☆日銀定例買入オペ1-3年4750億円、25年超500億円(事前通告通り)、5-10年5500億円(500億円増額)。応札倍率はそれぞれ1.73、3.25。5-10年は2.42倍。
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額1598億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2022年9月13日)

債券相場は先物や超長期債が大幅高。限月交代に絡む先物の割安化の修正が入った形で買いが優勢になった。午後に発表された5年債入札の結果が順調だったことも支援材料になった。また、今晩発表される8月の米CPIの上昇が鈍化するとの見方も相場を支えたようだ。

☆5年債入札(153回リオープン,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格99円82銭(0.042%)、平均落札価格99円83銭(0.040%)、応札倍率3.79倍(前回3.40倍)。(事前予想価格99円81銭)


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JGBトレーディングフロア(2022年9月12日)

債券相場は上昇。12月限に移行した先物が夜間取引で堅調に推移した流れを引き継ぎ買いが先行、その後は、上げ幅を縮めるも底堅い動きが続いた。
日銀の指し値オペが継続していることや、超長期債が水準感などから買われたことなどが支えとなった。ただ来週に米国FOMCを控える中、13日の8月米国CPIの結果を見極めたく、積極的には動きにくいようだ。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額1845億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。


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ウィークリーレポート(2022年9月9日)

9月の第2週の株式市場は、日経平均は+2.04%、NYダウ+2.66%、ユーロストックス50+0.72%と反発となりました。
S&P500は2001年との比較チャートパターン通りの反発となり、目先4140ptまでの反発が見込まれます。
ただし、週明け9/13には米国8月CPIの発表があり、翌週にFOMCを控えているだけに、数値のブレ次第では、長期金利の急騰/株価の反落のケースも想定されます。特に日本市場はFOMCの週は月・金が祝日となっているため極端に需給が傾く可能性に注意です。

為替市場では一時144円99銭まで円安が進んだのち、日銀・金融庁・財務省の三者会談、黒田総裁・岸田首相の会談が伝わると一転円高となり142円47銭と高値から2円以上下落して週末を迎えるという荒い展開となっています。円高の背景としては、米国5年債利回りの上昇が一服していたことがあげられ、要人会談はその円高を後押した格好となっており、米株同様、9/13の米国CPI次第では上下どちらにも振れやすい状況です。

日本市場では、投資部門別売買動向で海外投資家が6月第3週以来となる1兆円越えの売り越し(1兆1854億円)となりました。このところの海外勢の動向は逆指標となることが多く、6月と同じパターンなら日本株も反発となりそうです。節目29000円が上値の目安となりますが、市場予想+8.1%の米CPIが大幅に下落して楽観が広まるという場合でなければ、ベースとしてはS&P500の2001年との比較チャートの推移に沿うと考えていますので、29000円までの反発は先物売り/プット売りなどショートポジションの仕込みのタイミングとなるかもしれません。

図. 海外投資家が1兆円以上買い越した週(緑線)と1兆円以上売り越した週(赤線)のタイミング


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