JGBトレーディングフロア(2022年7月5日)

債券相場は超長期債が続落。米長期金利が時間外取引で上昇傾向となったことや、30年債入札を7日に控える中、超長期債への根強い需給悪化懸念が相場の重しとなった。
この日の10年国債入札は、回号が変わり新発債となったが最高落札利回りが日銀の指し値オペの0.25%となり、直前の回号366回債との差は3.5bpsに開くなど、需要は強くないとの見方。
もっとも、日銀指値オペの対象に加わると見られており応札倍率の高さからも0.25%以上での応札は相応にあった模様。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年7月4日)

債券相場は先物が小幅上昇。米ISM製造業景況指数が低水準となり、景気後退を懸念して米長期金利が大幅低下しその流れを引き継いだ。ただ、朝高後は軟化し上げ幅を縮めた。現物債が総じて軟調で、足元で軟調さが目立つ超長期債動向を受けた明日の10年債や7日の30年債入札を警戒した動きとの見方。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,364~366回) 落札金額0円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。


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JGBトレーディングフロア(2022年7月1日)

債券相場は上昇。前日からの米長期金利の低下を受け買いが優勢となった。この日発表された7月の日銀短観で大企業・製造業の景気判断が悪化したこともあり国内株式市場が下落したことも支援材料となった。また足元では、新発10年債や、7年チーペスト銘柄はともに0.25%を下回る水準にある中、日銀が引き続き指値オペを継続していることも心理的な下支え要因につながっている。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,364~366回) 落札金額0円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。

7/4
<国内予定>
マネタリーベース月末残高(6月) / 営業毎旬報告
<海外予定>
【米国】株式・債券市場休場(米独立記念日)
【欧州】ウクライナ復興会議(スイス) / ユーロ圏PPI(5月)
【その他】

7/5
<国内予定>
10年利付国債入札 / 毎月勤労統計(5月) / 日銀,需給ギャップと潜在成長率
<海外予定>
【米国】米製造業受注(5月)
【欧州】英イングランド銀行が金融安定報告発表,会見 / S&Pグローバル・ユーロ圏サービス業・総合PMI(6月)
【その他】中国財新サービス業・コンポジットPMI (6月) / 豪中銀,政策金利発表

7/6
<国内予定>
日銀買いオペ(1-3,3-5,10,25年) / 日銀「生活意識に関するアンケート調査」
<国内決算>
イオン(8267)
<海外予定>
【米国】米FOMC議事要旨(6月14,15日開催分) / 米求人件数(5月) / S&Pグローバル米サービス業・総合PMI(6月) / 米ISM非製造業総合景況指数(6月)
【欧州】ドイツ10年債入札 / ユーロ圏小売売上高(5月) / 独製造業受注(5月)
【その他】

7/7
<国内予定>
国庫短期証券(6カ月)入札 / 30年利付国債入札 / 日銀コール市場残高(6月) / 東京オフィス空室率(6月) / 景気動向指数(5月)
<国内決算>
7&iHD(3382)
<海外予定>
【米国】G20外相会合(インドネシア) / 米貿易収支(5月) / ウォラーFRB理事,インタビュー(NABEイベント) / セントルイス連銀総裁講演
【欧州】ECB議事要旨(6月開催分) / 独鉱工業生産(5月)
【その他】中国外貨準備高(6月)
<海外決算>
サムスン電子

7/8
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 日銀CP買い入れオペ / 家計支出(5月) / 貿易収支 / 銀行貸出動向(6月) / 倒産件数(6月) / 景気ウォッチャー調査(6月)
<国内決算>
安川電(6506)
<海外予定>
【米国】米雇用統計(6月) / 米卸売在庫(5月) / 米消費者信用残高(5月) / 米ニューヨーク連銀総裁講演(プエルトリコ)
【欧州】ECB総裁,講演(フランス) / ECB,気候変動リスクのストレステスト(健全性審査)の結果公表
【その他】*****


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ウィークリーレポート(2022年7月1日)

6月の最終週の株式市場は、日経平均▲2.10%、NYダウ▲1.28%、ユーロストックス50▲2.40%と下落しました。
週初めこそ高値3945ptまで付けましたが、その後反落、3825ptで週末を迎えました。チャートは、S&P500急落時(ベアマーケット入り後)のパターンに沿っており、過去パターンの中央値では、次は3714ptのボトムを付けたあと反発となります。
その後は緩やかに反発局面が続くのが共通のパターンとなっていますが、反発局面ののちは、大きく回復するパターンとさらに値崩れを起こすパターンの二つに分かれます。

さて、6/30の米国個人支出等の経済指標をもとに、アトランタ連銀のGDP Nowが7/1にアップデートされ、2022Q2(4-6月期)は▲1.0%とマイナス成長の予想となりました。7/28に公表されるGDPが予想通りマイナスになれば、前期(2022Q1:▲1.6%)に続いて2期連続のマイナス成長となり、テクニカルにリセッション入りとなります。過去のリセッション局面ではNYダウは平均31%下落しており、1月高値から6月安値まででもまだ▲19.75%の下落となっていますので、リセッション時には現在の水準よりもさらなる下落が想定されます。

GDPNow – Federal Reserve Bank of Atlanta
https://www.atlantafed.org/cqer/research/gdpnow

したがって、上述のリバウンド後の方向性としては後者の下落パターンの確率が高まっているように見えます。トレードアイデアとしては、リバウンド狙いにはダウンサイドへの警戒を残し、8月限プットのベアスプレッド、リバウンド後のダウンサイドへの先回りポジションを構築するなら9月限でリスクリバーサルのショートがよさそうです。

日本市場については、週明け金曜日7/8には日経225型ETFの決算日があり、分配金の捻出売りが意識されます。当社の試算では1兆円前後の売り圧力となっており、またSQ週特有の値動きもあり、荒れた展開に注意が必要です。
黒田総裁が就任した2013年以降の7月の日経平均株価をダウ対比でみると、7/8まで相対的に日経平均が下落し、7/8以降は急反発となります(下チャートは終値の時間をそろえるためCME上場の日経平均先物、ダウ先物ミニの価格比で作成してあります)。7/8までにレシオの下がらなかったケースでも上昇するのは1%未満とオッズは非常に有利に見えますので、週明けは7/8に向けて日経平均売り/ダウ先物買い、7/8にドテンして日経買い/ダウ先物売り、7/11(月)にクローズという短期トレードが狙い目です。


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JGBトレーディングフロア(2022年6月30日)

債券相場は超長期債中心に上昇、先物は小幅な下落。前日の欧米長期金利の大幅低下を受けて、買い先行するもその後は日銀の7-9月期の国債買い入れオペ予定の発表を夕方に控えて、もみ合いとなった。
超長期債には月末需要も支えとなったようだ。この日は7月限JGBオプションの取引最終日で、今月は先物相場が大きく動いたことでオプションのボラティリティも高めに推移したが、権利行使に関わるような特異な動きもなかった。

【メモ】
7-9日銀買いオペ方針は、回数、オファー予定額に変更なし。(6月と同水準)


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