JGBトレーディングフロア(2021年2月12日)

債券市場は中長期債が上昇した。日本銀行が3月をめどに公表する金融政策の点検に向けて、マイナス金利深掘りなど一段の緩和余地の明確化を検討しているとの観測を背景に買い圧力が掛かった。午後の開始時には限月間スプレッド取引に絡んで一時151円34銭をつける場面もあった。

【来週のスケジュール】
2/15
<国内予定>
日銀買いオペ(1-10年) / GDP (4Q) / 営業毎旬報告(2月10日現在) / 鉱工業生産(12月)
<国内決算>
キリンHD(2503) / クボタ(6326) / ユニチャム(8113) / リクルトH(6098) / 電通(4324)
<海外予定>
【米国】プレジデンツデーの祝日のため株式と債券市場は休場
【欧州】ユーロ圏財務相会合(ユーログループ、オンライン) / ユーロ圏鉱工業生産 (12月)
【その他】中国市場休場(春節,17日まで) / 香港休場

2/16
<国内予定>
5年利付国債入札 / 第3次産業活動指数(12月)
<国内決算>
ブリヂストン(5108)
<海外予定>
【米国】対米証券投資 (12月) / ニューヨーク連銀製造業景況指数(2月)
【欧州】EU非公式財務相理事会(オンライン) / ユーロ圏GDP(4Q) / 独ZEW景気期待指数(2月)
<海外決算>
BHPグループ / AIG

2/17
<国内予定>日銀社債買い入れオペ(3-5年) / 貿易収支(1月) / 機械受注(12月) / 訪日外客数(1月)
<国内決算>
トレンド(4704)
<海外予定>
【米国】FOMC議事要旨 (1月26、27日開催分) / 小売売上高(1月) / PPI(1月) / 鉱工業生産(1月) / 企業在庫 (12月) / NAHB住宅市場指数(2月)
【欧州】欧州新車販売台数(1月) / 英CPI(1月)
<海外決算>アナログ・デバイセズ / リオ・ティント / 百度

2/18
<国内予定>
国庫短期証券(1年)入札 / 20年利付国債入札 /工作機械受注(1月)<海外予定>
【米国】下院金融委,ゲームストップに関する公聴会 / 米住宅着工件数(1月) / 米輸入物価指数(1月) / フィラデルフィア連銀製造業景況指数(2月)
【欧州】トルコ中銀,政策金利発表 / ユーロ圏消費者信頼感指数(2月)
【その他】豪雇用統計(1月)
<海外決算>
アプライド/ クレディ・スイス / ネスレ / バークレイズ / ウォルマート / エアバス / ダイムラー

2/19
<国内予定>日銀買いオペ(1-10年) / 国庫短期証券(3カ月)入札 / 全国CPI(1月)
<海外予定>
【米国】米中古住宅販売件数(1月)
【欧州】ユーロ圏総合・製造業・サービス業PMI(2月)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2021年2月12日)

2月第2週の株式市場は、NYダウ+1.00%、日経平均+2.57%と続伸となりました。
米国VIX指数は昨年2月以来の20pt割れとなり、楽観的な先行きを反映しています。また、日本市場では~2/5までの週の裁定売り残 1兆3127億円と、昨年11月の1兆6197億円から減少トレンドが継続しており、株価の下支え要因となっています。引き続き強気の見通しを継続しますが、日米ともに高値圏での株価推移が継続しており、指数の上昇よりは出遅れセクターのキャッチアップが大きな動きとなりそうです。
セクターとしては、資源高を背景に鉱業や鉄鋼など資源関連が強く推移していますが、2/12(金)には銀行業の上昇がけん引し、配当利回りのファクターが効いてきました。3月の権利付き最終を先回りして、銀行、商社、建設などの高利回り銘柄に注目です。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2021年2月10日)

債券市場は長期金利が約11カ月ぶりの水準に上昇した。この日に実施された流動性供給入札を無難に通過したものの、日銀の3月に向けた政策点検への警戒感が根強く、売り圧力が掛かった。明日の祝日を前に、今晩と明日に行われる米国債入札(10年、30年)に対する警戒感も大規模な追加経済対策と絡んでやや高まった様子。一方、先物は前日プラス1銭と11営業日ぶりに反発した。

【メモ】
☆流動性供給入札(327回、残存期間15.5年超39年未満)
最大利回り格差はプラス0.003%、平均利回り格差はプラス0.002%、応札倍率3.10倍(前回2.641倍)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2021年2月9日)

債券市場は超長期債が下落。あすに超長期ゾーン対象の流動性供給入札を控え、売り圧力が掛かった。日銀がこの日に実施した国債買い入れオペの影響は限定的との指摘が聞かれた。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4000億円、3-5年3700億円、5-10年4200億円、25年超300億円(金額据え置き)。応札倍率はそれぞれ3.72、2.67、2.62、4.85倍。

 


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2021年2月8日)

債券相場は下落。米長期金利が時間外取引で上昇したことや国内株の大幅上昇で売りが優勢だった。先物は9営業日連続安となり2003年10月以来約17年ぶりの記録となった。

【メモ】
10年物価連動債(25回 CPN0.2%)落札結果
最低落札価格102円95銭(-0.121%)、 応札倍率3.07倍(前回3.31倍)
事前予想中央値102円85銭

 


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会